人間はサルの一種。
お猿の本能に理性の薄皮が乗った生き物。
で、理性の薄皮は教育によって作られ、教育はしつけによって染みこむようになる。 しつけの無い子に教育するのは困難である。 だから、しつけ無き子は、理性未発達で本能だけのお猿のような人間になる。
しつけは重要です。
で、しつけは体罰なくば真っ当出来ない。体罰厳禁では躾けは無理。
人間はお猿のように賢いので、口先だけと分かれば言うことなど聞かない。
体罰の痛みがあるかも、とならなければ躾けは無理なのです。
特に学校をジャングル状態にしてしまう活発な子ほど、そういう傾向が強い。
体罰禁止ならば、学校はヤクザやちんぴらの子がやりたい放題の弱肉強食社会になる。
で、子供にとっては学校がほぼ社会の全てなので、大人になり実社会に出てもそういう行動原理で動く人間が大量生産されるようになる。
モラル無き人間、理性(合理性)が未発達のおサル化した人間が大量生産されるようになる。
こういうヒトは、お猿同様、目先の個益追求だけする本能的行動で動く。
目先の個益追求が中長期の個益減退になることを見通せない。
真面目に稼ぐよりも、誤魔化したり盗んで我先にイージーに稼ごうという人間ばかりになる。 それを抑える人間もいなくなる。
良い製品・サービスを提供して稼ぐより、談合して楽して稼ごうとか、パクって稼ごうとか、ちょろまかして稼ごう、となる(自民党的人間の増大)。
格差是正と称して、働き者から金を巻き上げよう、という気風も強まる(民主党的人間の増大)。
つまりは、社会全体に市場原理(『良い製品・サービスに高い価格、報酬がつく』)に反する動きが強まってくる(自民・民主党に共通する挙動)。
こうして、政官だけでなく、民間含め、国全体が市場原理から乖離するようになる。
しかし、中長期的に見れば、市場原理から逃れられるヒト、組織、国はない。
良い製品・サービスが提供されなくなれば、それに応じた生活レベルに下がっていくだけです。
で、生活レベルが下がると弱肉強食の気風は一層強まる。
悪循環です。
行き着く先は、発展途上国化であり、人間の野生化(理性・モラルの完全喪失)であり、かつての中国のような大混乱です。
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子供はペットでない。 親は永遠に子供を保護出来るわけでない。 如何に莫大な遺産を残そうが、ペットのようにバカに育った子供はそれを守れない。
ペットのように子供を甘やかすのは、子供のためにならない。 それは、親のエゴや怠慢に過ぎない。
甘やかされた子供は社会のお荷物になるだけでなく、親の苦労が分からないので、親のためにもならない。
子供を甘やかすのは、子供自身、親、社会全てにマイナスになる。
だから、面倒でもイヤでも体罰のペナルテイを与える(与える素振りを見せる)のは(社会無くば生きられない、社会人としての)親、先生の義務です。
もちろん、体罰が正当なものでなければ、正当でも正当さを伝えられなければ、全くの逆効果ですが、、(体罰が行為否定でなく、人格否定になった場合も逆効果、、これは厳しい親がやりがちなミス)
すぐやる、分かるようにやる、ほめつつやる、、、これが体罰の鉄則(犬のしつけと全く同じ)。