ユリウスさんのブログ

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ソフィーさんの見た北朝鮮 -グーグル会長の娘さん

まず、この転載記事をお読み下さい。




 グーグルのシュミット会長に同行して北朝鮮を訪問した娘のソフィーさんは、自分のBlogに実際に見たまま、感じたままを書いています。
英語のblogはここ(長文ですが写真があるので是非見てください) http://www.ibtimes.com/sophies-choice-google-chairmans-daughter-recounts-pyongyang-weirdness-1030724

 彼女はプリンストン大学を卒業した才媛らしく、翔年が今まで得たどんな情報よりも、いきいきと北朝鮮を活写しており大変価値があると思いました。上のAFPBBnewsとダブル箇所もありますがちょっとピックアップしてみます。

1 訪問は「ものすごく奇妙だった」と振り返っています。一行には常に2人の見張りが付いたといい、その理由についてソフィーさんは、「片方がもう1人を見張る」ためと分析しています。

2 「平壌で見た内容から、北朝鮮の現実をどの程度推定できるのかは分からない」、それは高度にお膳立てされた出会い、厳密に統制された観光などが入り混じった旅で、「当局が許可しない北朝鮮人との交流はゼロだった」からです。

3 入国管理書類には「殺人装置」、GPS技術、「あらゆる種類の出版物」の携行について申告する欄があったそうです。

4 北朝鮮の国家イントラネットについて「現実のインターネットから持って来て洗浄したコンテンツの箱庭」とはまったくすばらし形容ですね。(拍手!)

5 金日成大学の電子図書館を視察した際、90人ほどがコンピューターの前に座っていたが画面を操作していたのはほんの数人で残りはただ、じっと画面を見つめるのみ。「私たちが騒がしく入っていっても誰も目を上げなかった。振り向くことも、目を合わせることなく、刺激にも反応しない。まるで人形のようだった」そうです。

→ 共産党独裁政権がの支配する国はかつてのソ連もそうでしたし、現中国もそうであると思われます。彼女の見ままの北朝鮮はジョージ・オーウェルの小説「1984年」が予言したとおりの共産党独裁の恐怖の政治体制だと思われます。

ソフィーさん、生情報をありがとう。
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