よりひどい愚者の理論

バラの会さん
バラの会さん






①PERが10倍の株
②PERが500倍の株

どちらが投資効率がよいでしょうか。

①と答えた貴方は間違いです。株式投資というのは、割安な株を買って値上がりを待つと言うのが一般的なスタイルですが、割高で投資に値しない株を買ってしまっても、それより高い値段で買ってくれる投資家がいれば成功となります。PERが10倍の株でも自分が買った値段より上を買ってくれる人がいなければ、理屈は正しくてもその投資は失敗です。

投資と言うのは、誰しも損をしようと思ってやっている訳ではなく、みんな儲けようとして市場に参加している訳で、必然的に投資効率を追及することになります。割安で騰がらない株より、割高だが騰がる株の方が、良い株と言うことになります。つまり割高な株を買っても、それより上で買ってくれる、よりひどい愚者が現れれば良いわけで、そのようなことを前提にして、投資をすることを、よりひどい愚者の理論と言います。


しかし、この理論がバブルを生むことになります。誰しも自分が最後の愚者にならないと思うから、時代に関係なくバブルは発生し繰り返します。古くはオランダのチューリップバブル、日本の土地バブル、アメリカのITバブル、これらの末期は全て「よりひどい愚者の理論」の結果であったと言えるでしょう。

4件のコメントがあります
1~4件 / 全4件

冬山さん

私も中、長期とデイ、スイングを分けて投資、投機しています。

 

結局は騰がれば下がるの繰り返しが株式です。

 

騰がりっぱなしの時は危険ですね。

 

現在の銘柄にも有りますね。(要注意)

冬山さん
たしかにそうですね。
私も投機家気質なところはあるので申し訳ないです。

結局、終わるからバブルであって、終わらづ続けば「好調」と言われる。ww

 

呆れますよねw始めるのも終わらせるのも投機家ですよね。www

 

 

冬山さん
バラの会さんこんばんは
たしかにそうですね。

今日主力が弱い中、材料があったとはいえバイオが全面高だったのも、もはや現在の実績PERやらが何の指標にもならず。今後の成長性がおよそ一般人には予想できないからですよね。

バイオ株にしても、新興IT株にしてもこれらが短期に10倍とかとんでもないパフォーマンスになるのはまさにそうですよね。

あるいは仕手株がPERなど何の関係もないのもそうですし。

なんとか大暴騰先読み投資できないかと日々考えています。
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