株価が下がって喜べるか

坂本彰さん
坂本彰さん

本物の長期投資家を目指すなら、株価が下がって喜べる
くらいでないとダメです。


株価が下がると含み益が減ったり損失が出てくるので
嫌う人ばかりですが、売ることを前提に考えているのでは
長期投資家にはなれません。


むしろ、株価が下がったら目当ての株を買い増しできるぞ!
ぐらいの感覚でいたほうが長期投資できます。


株主総会で聞く個人投資家の質問でも、常に株価や配当など
目の前の利益に執着の強い方がおられます。


しかしこの運用方針では、投資家として成長する前に株を
辞めてしまうことになりそうです。


日本はこれから人口減社会に突入しますし、GDP成長率も
ほとんど横ばい状態が続いていくはずです。


そのような状態で企業が急成長し続けることを希望する姿勢
そのものが誤った考え方です。


これでは子供に向かって早く大人になれと言っているような
ものです。


年度により業績が前年度を下回ることもあるわけです。


人に挫折やつまづきがあるように、企業も上手くいかない
時もあります。


それでも企業の成長を信じて保有を続けられるか否か。


株価が下がった時に、さらなる成長を信じて割安の時に株を
購入できるかどうか?


この考え方の違いが、本物の投資家と口だけ投資家の違い
ではないでしょうか?

 

http://saig.livedoor.biz/archives/2429935.html

1件のコメントがあります
1~1件 / 全1件
yoc1234さん

おはようございます。

 

恐怖におののくとき買って、歓喜の時売る。

 

これでないと儲かりませんね。

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