役所というのは専門家集団ゆえ、放っておけば必ず縦割り、省益追求、国益(国民益)放置になります。 市場原理が働かないので、非効率、先送り、事なかれも蔓延します。
これは役所という組織の宿命で、それを抑えるには政治主導(=役所の幹部人事を完全政治任用化。政治家が細かい政策まで決めることとは違う)でムチを入れる、国益の横串を入れる、、、ということが必要です。
これは、その気のある政治家が政権につけば何ら難しいことではない。 むしろ、今のように官僚人事を官僚OBが仕切っているほうが異常事態なのです。
政治家が官僚人事をしっかり握ることで(規則通りのことをするだけで)、官僚主導政治から官僚活用政治に変わるのです(官僚丸投げの楽ちん政治で利権をむさぼることばかり考える民主、自民の政治家ではそうなりませんが、、、)。
で、政権が変わる度に役所の幹部が総入れ替えになれば、利権政策は継続しにくく、国民益の政策は持続されやすくなります。
また、官僚的な非効率が国全体に広がらないように、お役所経由のお金の流れを極力絞ること=減税も必要です。 これはお役所への資金、権限の集中を抑え、変てこな利権を削ぐことにもなります。
で、減税を進めるほど、無駄使い、利権は露わになりやすいのです。
現状、日本はお役所資金シェア50%(役所予算総額がGDPの50%もあり、地方分を含めると更に膨らむ)と先進国でもダントツに大杉です。
今般、増税を進めれば更に肥大化します(増税が不要な理由は以前の日記に何度も書いてます)。
さらに言えば、政治家が省益追求に悪のりして族益追求に走らぬよう、首相公選制も必要ですね。
『首相公選制』をかませれば、省益追求、族益追求の施策は次政権で叩かれやすくなり、国益追求の施策のみが政権が変わっても残ることになるからです。
政治主導(反官僚)、減税、首相公選で、今の日本の政治は劇的に変わるでしょう。
良い政治家が現れなくとも、繰り返し、繰り返し、めげずに『政治主導と減税の政治家』に投票し続けることです。
それにより、徐々に、政治家の質も上がっていくはずですし(官僚丸投げが出来なくなるので)、例え、それが遅々としてても、官僚主導政治に戻るよりは国益(国民益)上、ずっとマシなのです。
『政治主導(反官僚)、減税、首相公選』、、という3つの呪文を皆で10年間唱え続ければ、必ず日本は変わる、良くなると思います。
この呪文を念仏の如く唱えるヒトが、出来るだけ増えるよう、共に頑張りましょう!
ちなみに、当方、オウムの回し者ではありません(--;