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インネクスト(監理) 自己破産 売買停止

不正経理で信用失う

札幌証券取引所は9日午後零時29分からインネクスト
 (監理)の売買を停止。 理由は、インネクストから自己破産の申し立て

不正経理で信用失う
負債総額は約10億7000万円。

 インネクストは07年6月期から11年1~3月期にかけて、循環取引などの不正経理をしていたことが発覚。
今年6月に監理銘柄に指定し、投資家に注意を呼びかけていた。

 東京商工リサーチによると、同社は03年の設立で、07年にアンビシャスに上場。10年6月期は約15億円の売上高を計上していた。

インネクスト(資本金1億9581万2500円、品川区西五反田2-18-2、代表那須郁雄氏ほか1名、従業員17名)は、9月9日開催の取締役会で東京地裁へ自己破産を申請することを決議、今後破産申請をする見込み。 

 当社は、2003年(平成15年)10月に設立。医療機器の輸入販売権を譲り受けたのを皮切りに、液晶検査装置の製造販売なども手がけ、2007年12月には札証アンビシャス市場に上場を果たしていた。その後、液晶機器事業を主力として展開し、2009年6月期には中国企業向け液晶製造装置の納入や、国内でも大口の医療関連装置の受注を得るなどして年売上高約13億9400万円を計上、また翌2010年6月期においても、主要顧客である台湾や中国の液晶パネルメーカーが積極的に設備投資を進めたことで、液晶製造装置の販売も好調に推移、年売上高は約14億8400万円と公表していた。 

 ところが、2011年6月17日に過去の決算において不正経理を行っていたことを発表。2007年6月期から2011年6月期第3四半期までで約24億円の架空売上と約10億円の粉飾利益があったことを明らかにするとともに、同日付で監理銘柄に指定される事態となっていた。このため、信用が低下し予定していた大型案件の受注も出来ず、スポンサーの獲得も難航、今後の資金繰りの目処が立たないことから、今回の措置となった。 

 負債は約10億7000万円(9月9日現在)。 

 なお、今年に入って上場企業の倒産は5月に破産したジャスダック上場の(株)セイクレスト(大阪府、マンション企画・販売代理、負債22億8200万円)に続いて3社目となる。

 9日の売買停止前の株価は20円高の1630円。


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