仕手,仕手筋,インサイダー

[kabutrademasterさん]

今回は「仕手」について解説します。仕手とは短期間に大きな利益を得ることを目的に市場に参入しているプロの投資家です。この投資家達が売買し、ターゲットにされている銘柄を仕手株と呼びます。仕手戦は、・安値でタネ玉を仕込む・出来高が少ない銘柄の株価を吊り上げる・高値で銘柄を売り抜く事で展開されます。構造的な仕組みは、「本尊」と呼ばれる元締のような存在からピラミッド型で仕手筋が形成され、本尊が買いを入れると一気に買いの仕手筋も買いを入れていきます。一般投資家は上記のようにまとまった買いが入るともちろん買いに走るので株価は一気に吊り上がり、最高値圏に到達したところで利益確定。仕手筋がまとまった売りを入れると株価は急落し、逃げ遅れた投資家は高値圏でつかんだ銘柄の含み損を抱えたまま損切りをし、株価急落に拍車をかけます。仕手株とされる銘柄のチャートをみてみると、出来高・ローソクから上記の傾向が読み取れると思います。