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神戸製鋼、インドに新型炉…低品質原料にも対応

神戸製鋼所が、低品質の鉄鉱石や石炭でも純度が高い鉄を生産できる次世代型製鉄炉をインドに建設することが1日、分かった。

 インドの国営製鉄大手と合弁で、2013年の稼働を目指す。日本の鉄鋼大手がインドで、加工だけでなく原料から鉄鋼を生産するのは初めてで、急増するインドの鉄鋼需要をまかなう狙いがある。

 新型炉は「ITmk3(アイティーマークスリー)」と呼ばれ、神戸製鋼が独自開発した。高炉では使うことができなかった粉状の鉄鉱石や石炭を混ぜ、ドーナツ型の炉で加熱するなどして鉄を作る。

 炉は高炉よりも小型で年間の生産量は1基あたり50万トンだが、建設費は250億円程度で済み、高炉の数千億円よりも大幅に安い。鉄鉱石や石炭も、高炉で使えないものを活用できるため、原材料費も大幅に抑えられる。高炉での製鉄に不可欠なコークスを作る工程を省けるので、高炉よりも二酸化炭素(CO2)の排出量を約2割減らすこともできるという。

 インドは経済発展で、10年の新車販売台数が、02年の88万台から300万台以上に急増した。鋼材の消費量も急拡大している。一方、世界的な鉄鋼需要の増加で高品位の鉄鉱石の確保が難しくなっている。神戸製鋼はすでにベトナムにも新型炉建設を検討しており、今後、新興国での建設が加速する可能性がある。
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