米国株安を嫌気。

[UMC取締役 岡部さん]

金曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、大手証券会社へ米連邦検察当局が刑事捜査を開始したとの報道が伝わったことから大幅に下落したことが嫌気され、売りが先行して寄り付いた。その後も、外国為替市場で円相場が円高基調で推移していることから、輸出関連銘柄を中心に売りが拡大し日経平均は安値圏でもみ合った。
後場に入ると、円高一服したことや好調な企業業績に対する期待感から押し目買いが入り日経平均は下げ幅を縮小したが、大引けにかけて再び下げた。
業種別TOPIXでは、水産・農林、倉庫・運輸、パルプ・紙が上昇した一方、精密機器、鉱業、その他製品が下落した。個別では、アルプス電気、パイオニア、ユニチカが高い。半面、日本海洋掘削、ガンホーオンラインエンターテイメント、ソニーが下げた。

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