あおぞら郵船さんのブログ

最新一覧へ

« 前へ3件目 / 全104件次へ »
ブログ

4/19 GS証券訴追・塩漬け生活


【取引銘柄】
なし
 
【ポートフォリオ】
・第一三共 300株 1,889円→1,684円 -63,200円
・第一三共 300株 1,823円→1,684円 -43,200円
 
(含み益-106,400円 実現益+21,400円 余力30万円)
 
16日、米国でGS証券が米証券取引委員会より証券詐欺罪で提訴されました。
これを受け、日経平均も最近の上昇基調が一変、大幅下落しています。
今回の提訴は何が問題とされているのでしょうか?
以下のような話とのことです。
・ロイターの記事
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-14863520100416

要するに、
・サブプライムローンを含んだリスクの高い商品(CDO)を顧客に売り付ける。
・その取引の裏で、顧客には秘密で、共犯者であるヘッジファンドに情報を与え、自分が販売する商品の「空売り」をさせていた。
・結果、サブプライム・バブルが崩壊した際、商品価値が暴落し、「空売り」をしていたヘッジファンドは大儲けし、主犯者であるGS証券も手数料を得た。
・商品を売り付けられた顧客は10億ドル以上の損害を被った。
 
このような感じでしょうか? 間違っていたら申し訳ありません。
もし、これが事実であれば、明らかに犯罪ですね。
「どうせ遠くない時期にバブルは崩壊する。その時に儲けられるように仕組んでおこう」という計画の下で、顧客には“紙切れになることが分かっている商品”を買わせていたわけで、
「商品を買わせた顧客が破産しようと知った事ではない」という意識が見え隠れしています。
非常に怒りを覚えますね。
 
とりあえず、もう、『空売りは禁止』してはどうでしょうか?
過去に起きた諸々の金融危機・通貨危機の元凶は、「空売り」という制度自体にあるように思えます。
空売りを規制すると流動性が低下する、などと理由を付けて反対する向きが多いですが、事ある毎にバブルの発生と暴落を繰り返し、実体経済に多大な損害を与えている「過剰流動性」などは害悪でしかないのではないでしょうか。
・空売りは禁止
・ヘッジファンドも禁止 
これで市場はだいぶマシになるのではないかと思っているのは、私だけでしょうかね。
少なくとも、株価というものはその会社の業績に対する評価であって、実体のファンダメンタルズを無視して乱高下するような状況は明らかに「株式市場」という制度を歪めていると言えると思えます。
まぁ、「空売り」という制度自体は数百年前の江戸時代から存在していたものですので、一朝一夕には行かないのだろうと思いますが。
・ゆかしメディアの記事
http://media.yucasee.jp/s/46/6/

 
第一三共の方は、年初来安値を更新し、完全に塩漬けモードに突入しました。
私には、この暴落は“不可解”としか言いようがないですね。
タミフルよりも有用という期待のインフルエンザ新薬がこれから承認・発売されるという時期で、3月に発表された新中期経営計画では今後「1株利益が2倍」になると予想を立てている会社の株が売り込まれるというのは、理不尽としか言いようがないですね。
まぁ、結局の所、『株価というものは、大口投資家同士の駆け引きで決定される』ものですので、いくらファンダメンタルズが良くても暴落するときは暴落するし、逆に、どれだけボロボロの会社でも高騰する時は高騰するわけです。
私は、中期的に見て上がるとしか思えないので、ホールドを決め込んでいます。
『待てば海路の日和あり』を信じたい所ですね。
 
 
「株ってのは理不尽だよね~」



コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。