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プロデュース(6263) - その②

投資のための「ニヤポンタンアンポンタン」風分析 S#003
プロデュース(6263) - その②「プロデュースの成長性について」

前回は、「何を売りにしている会社か」を議論しました。今回はこの会社の成長性を議論してみたいと思います。企業収益の成長は売上の成長と利益率の改善の二つによって齎されますが、、、。

ではまず、売上から。どんな事業や企業にもビジネス・ライフ・サイクルというものがあります。「創世期があって急成長期があって、成長期→低成長期があってピークアウトしていく、」というよくテキスト本などに載っている「蛇が鎌首を持ち上げて進んでいるような」あのイメージ図です。このピクチャーを非連続的に壊してしまう典型が技術革新です。異なる新しい技術が出てきて、あっというまに代替してしまいます。プロデュースの場合、前回議論したように彼らのコアが「蓄積した実験値集合体的リニアーな異分野融合設計能力」にあるわけですからなかなか他によって代替できないとみます。そうするとビジネス・ライフ・サイクルのどの位置にあって今後どんな絵図が画けるのかがポイントになってくると思います。そこで振り返り可能な01年6月期から今年度(07年6月期)までの売上をプロットしてみるとビジネス・ライフ・サイクルの急成長期までの絵図がきれいに見えてきます。おそらく、いまの足下は急成長期終盤から成長期という位置づけになるのではないでしょうか。さてここで、昨年度(06年6月期)と今年度(07年6月期)の対前年度売上伸び率をみると、それぞれ+89%、+85%~+90%となっています。さらに会社側は「今後数年+50%以上の売上成長を目標」としています。これを少し割り引いてビジネス・ライフ・サイクルのマップに応用して、今後来年度(08年6月期)より3年間でそれぞれ+40%、+30%、+20%の売上成長を想定すると、10年6月期には240億円前後の売上がイメージ出来てきます。

利益ですが、、、。現在の営業利益率は11%~12%です。会社側はこれを20%にする目標を公表しています。会社側が目標値として投資家に公表する限りにおいては何らかの根拠があってのことでしょうが、外部からはなかなか分かりませんし、なんらか想定外のことが起こり計画通りにことがはこばないかも知れません。ただ企業には収益構造上、限界収益性(売上が1伸びるとき利益がどれくらい伸びるのかという指標)というのは常に存在し、会社側が収益改善を公表しているのであればなおさら、限界収益性の考え方は客観的な根拠になりえる可能性が高くなります。この限界利益率理論を使って考えると、10年6月期の同社の当期利益はおおよそ20億円前後となりEPSは4万円前後(分割前ベース)となるのではないかと算出出来ます。

次回はこのファンダメンタルズをベースにした株価評価を議論したいと思います。
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