映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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ダウ息切れか

26日の日経平均は、10362.62(+79.63)と上昇。一時雲の上限10393に到達した。転換線、基準線の上であるが、雲の上限の抵抗にあって頭が抑えられている印象だ。ボリンジャーもまだプラスσ10369をこえられていない。プラスσ、雲の上限をこえて、9月24日の高値10566、8月31日の高値10767に迫ってゆけるかどうか、それとも雲の上限をこえられずに下降にむかうか、大事な正念場にきている。RCIが天井をうってきているのが、懸念される。週足では転換線10197をこえてきており、遅行線が雲の下限を突破、週足ボリンジャーもTPをこえてきた。RCIも底をうってきているようにみえるので、上昇に転じるような兆しもみえる。ただ月足はボリンジャーのプラスシグマをきってきており、RCIも天井をうち、長期的にはなお微妙。節目にきていて読みにくいが勢いは強くない。

ダウは9867.96(-104.22)と大きく下落。転換線9967を明確に割り込んできており、基準線9774を守れるかどうか、大事な局面。しかしボリンジャーもプラスσ9993を切ってきており、目先は上昇局面は終わった。RCIも天井をうって下降しており、MACDもシグナルをきりそう。リズムとしてはしばらく下押しの動きが強まりそうだ。週足はぎりぎりプラスσ9842を保っており、雲の上限9803の上。これらが下支えになればいいが、遅行線は雲の下限にぶつかって反転下降。RCIも下げはじめていて、中期的にも上昇局面を維持できるか、どうかが問われるような局面で、これ以上下げれば、中期の見通しももあやうくなる。

一方ドル円は92.22とドル買いが継続。基準線90.29、転換線90.50を大きく突破、MACDがゼロラインに浮上しつつあり、ボリンジャーはプラスσ91.25の上、ドル上昇に勢いがある。とはいえ、92.52に雲下限が待ちうけ、ここからは抵抗も強そうだ。週足も転換線90.80を突破してきておりボリンジャーもTPの近辺まできており、RCIも底打ち、MACDもシグナルを上抜けそうになっており、上昇への転換が感じられる形になっている。


アメリカは企業決算がよかったものの、出尽くし感から頭を打ってきており、住宅支援策の打ち切りなどが懸念されている印象である。目先一服ですむか、中期停滞にはいってしまうか、というところ。東京は円高トレンドが終わったことで、輸出関連は期待がもてる局面だが、チャート上は、雲の上限を突破できるかどうか、節目にきている。懸念していたように東京が追いかける態勢をととのえるまえに、ダウが弱気になってきてしまったので、結局雲を突破できないでしぼんでしまう可能性もある。
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