UMC取締役 岡部さんのブログ

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今後の展望。

本日の東京市場は、先週末のNY株式市場が下落したことから売り先行でスタートしましたが、アジア各国の株式市場が堅調に推移したことから下げ幅を縮小し、小幅反落となりました。業種別では、米金融セクターが売られた他、テクノロジーも弱く、輸出関連銘柄を中心に幅広い銘柄に売りが入った。東証1部上場銘柄のうち値上がりが60%と空運、不動産が買われた他、材料の出た中低位株の一角が大きく買われています。前回のコラムで、「外国為替市場で円相場が円高水準で推移していることから企業業績の悪化も懸念されています。リーマンショックからの下落相場が底打ちしましたが、世界経済の本格的な回復は時間がかかると想定されることから、今後も10500円前後での株価推移が予想されます。」と記載した通り、今日は反落したもののこの3週間は10500円付近での株価推移となっています。先日の米雇用統計で雇用に若干改善の兆しが見られていますが、米政府による景気対策などが終了し企業業績への警戒感が拡大していることや、外国為替市場で円相場が円高基調で推移していることから、世界経済の本格的な回復は時間がかかると想定されます。今後も現在の10000円台での株価推移が予想されます。
東京証券取引所が発表した投資主体別売買動向は10月第1週の個人投資家が売り越しとなった一方、外国人投資家が2週連続買い越しとなっています。リーマンショックから世界経済は底打ちしましたが、外国為替市場で円相場が円高基調で推移していることから企業業績への影響が懸念されることから、今後も個別銘柄重視の戦略が良いと考えています。また、今後も海外マーケットの下落可能性といった不透明要因を見極めながら、全体が下がっても逆行高するような短期値幅取りができるような銘柄を紹介したいと考えています。
テクニカル指標では、9月始めから25日移動平均線付近を上値とした株価推移が続いており、現在は25日移動平均線付近で推移していることから再び下落することも予想されることから、今後も好業績期待銘柄を中心に短期上昇が見込める個別銘柄選定に力を入れたいと考えています。本日は新興市場銘柄の一角、更には個別に好材料が出た銘柄、低位株を中心に個人投資家、証券自己ディーラーと見られる短期資金が流入しています。新興市場は、日経JQ平均も日経平均に反し、続伸となりマザーズ指数も好業績銘柄の一部が大幅に上昇しており、ここ数日も紹介銘柄が大きく上昇しています。

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