NY持ち直すが円高がきになる

[映画ずきのしんちゃんさん]

６日の日経平均は１０３９３．２３（＋７２．２９）とかなり上昇。まだ基準線１０４５４転換線１０４５５の下にあり、ボリンジャーはTP１０４０９の下。RCI、MACDはまだ微妙に{下降しており、商いも薄く、上昇基調を目先取り戻したというところまではいかない。週足は転換線９９０８の上を維持しているものの、ボリンジャーはプラスσをきってきていて、上昇基調だが勢いは鈍ってきている状況だ。

ダウは９４９７．３４（＋５６．０７）。基準線９３７３に続いて転換線９４４１を奪回。ボリンジャーバンドもTPを回復。とはいえ、RCIは低下、MACDもシグナルの下にあり、ボリンジャーはプラスσには届いておらず、目先上昇基調を回復できたかどうか、少し心もとない。とはいえ、週足は転換線８８５８の上、プラスσ９４２３を維持しており、中期的な上昇基調は堅持している。


ドル円は９２．３１。高値９３．０８、転換線９３．１０近辺まで一時上昇したが、９２．１３まで一気に下落。大きな陰線をひいた。ボリンジャーではマイナスσまで戻ったところで、再び下落、マイナス２σ近くまで落ちてしまっており、バンドは広がっている。RCIは底ばい、MACDはマイナス。目先のドル安円高トレンドはかわっていない。

ダウは比較的底堅く上昇基調を取り戻せそうになっているが、円高トレンドがとまらないので、東京はかなり頭が重い。ただアメリカの１０年もの国債金利は、底打ちしそうな気配もあり、為替の動きが落ち着けば、持ち直すかもしれない。