東邦薬品が急落・大幅減益予想を売る

[agawaさん]

東邦薬品（８１２９）が急落、３日連続安となっている。
０９年３月期純利益が前期比９８％減の１億１０００万円（従来予想は２３億円）になる見通しだと発表した。競争の激化や、出資する富士バイオメディックスの民事再生法手続きに伴う減損計上が響いている。
野村証券は「同業他社と比較して採算悪化の程度は小さいが、販売価格低下の影響を予想以上に強く受けた点はネガティブサプライズ。業績モメンタムが弱く従来のようなプレミアム評価は難しいと判断し、目標株価を引き下げ。１０年３月期は販売価格の低下傾向は鎮静化が予想される上、地方卸２社を子会社化予定であり、業容拡大が進みポジティブ」として投資判断は「１」継続も、目標株価を２５００円から１４００円に引き下げた。
ＵＢＳ証券も「予想以上に価格競争が激化」として投資判断「Ｂｕｙ」を継続しながらも、目標株価は１８００円から１２３０円に引き下げた。
東邦薬品の株価は１０時１５分現在８９６円（▼１０４円）。