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ツガミ~世界に挑む町工場

6101   ツガミ    [ 機械 ]

【概要】
  • 小型自動旋盤で首位、昭和13年に新潟で創業した老舗。
  • M&Aを繰り返して成長。
  • 中国・インドなど新興国を中心に展開し、海外比率が9割。
  • 利益率が高く、自己資本も積み上げて、配当余力十分。

【基本データ】2024.03
  • PER  7.3→11.3
  • PBR  1.1
  • 配当  4.0:13年減配なし・配当性向30%。機動的な自己株買い。
  • ROE  15.9
  • 営利率 17
  • 自己資本 48.5
  • 来期予測:減収減益。為替の影響で減益傾向、10月に3割減の修正。
  • 四季報:下振れ→上向く:苦戦の中国市場が底入れ。
  • 経営者 ? 社長は生え抜き、他役員は金融機関など外部人材。
  • 大株主:海外・投信37%だが、7月以降持分減少。変更届
  • 空売り:57500→90600。8.1→5.2倍。機関は空売を微増して様子見。
  • チャート 底値圏を横這い、サポートライン1100。
  • 判断:変動:1100−2000。買:‐1200、売:上2000‐、理論4550

【ニーズ】
  • 機械を構成する精密工作機械の製造が社業。創業時はミシン、近年は自動車やスマホのパーツ向け旋盤へと変遷。
  • 海外進出意欲が旺盛で、かつては米国、近年はアジアに注力。M&Aも積極的で、時代に適応している。

【トピック】2024.1
  • 10/17に来期予測の下方修正、通期当期利益が37%減。
  • 海外展開は中国が主体、近年は韓国・インドにも拡大中。
  • 収益の7割以上を中国が占めるので、同国の影響は良くも悪くも大きい。中国経済は低迷しているが、鉱工業生産は回復機運にある。
  • ニデックによる工作機械再編の動き。
  • 3Q決算は回復の機運。

【投資判断】2023.10
  • 老舗企業で、高い利益率を維持。
  • 来季予測は減収減益だが微減で、株価の割安感は大きい。
  • 対TOPIX比で口が開き、大幅安。
  • 機械受注は昨年比マイナスだが、前月比プラスが続き底打ち感はある。
  • 配当性向は概ね3割で、10年以上減配なし。
  • 自己株を鋭意取得中で下限のサポートとして機能。
  • 上昇トレンドへの転換が伺えたので新規購入。上昇余地はあると見込んでおり、〜1200円なら追加購入、長期投資のつもりでホールド。
  • 2Q決算は調整局面下で振るわないものの株価は下限付近にあり、収益構造に変化はないことから引き続きホールド。

【参考】
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