アジア株 堅調、先週末の米株高を好感

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/04/29 18:05
東京時間17:53現在
香港ハンセン指数   17746.91(+95.76 +0.54%)
中国上海総合指数  3113.04(+24.41 +0.79%)
台湾加権指数     20495.52(+375.01 +1.86%)
韓国総合株価指数  2687.44(+31.11 +1.17%)
豪ASX200指数    7637.38(+61.46 +0.81%)
インドSENSEX30種  74576.50(+846.34 +1.15%)

 29日のアジア株は堅調。先週末の米株高が好感されている。週明けの米株先物も時間外取引で堅調。アジア株では不動産やIT関連などが上昇を主導している。
   
 上海総合指数は4日続伸。不動産やIT関連が上昇と主導。不動産は、保利置業集団、緑地控股などほぼ全面高となっている。IT関連では特に半導体製造が強い。アンジ・マクロエレクトロニクス・テクノロジー、フラットグラス・グループ、STCCなどが大幅高。一方、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)などエネルギー関連が安い。
   
 香港ハンセン指数は6日続伸。不動産関連が上昇を主導している。カントリーガーデン・サービス、龍湖集団(ロンフォー・グループ)、中国海外発展(チャイナ・オ-バ-シ-ズランド&インベストメントなどが買われている。太陽光発電の信義光能(シンイー・ソーラー)、銀行大手の中国銀行なども高い。一方、医薬品のシノファーム・グループ、EC大手の美団(メイトゥアン)などが売られた。
   
 豪ASX200指数は反発。全業種が上昇している。不動産とIT関連が上昇を主導している。不動産でPEXAグループ、センチュリア・キャピタル・グループなどが上昇率上位。IT関連では、テクノロジー・ワン、ライフ360などの上昇率が大きい。上げ182に対して下げは18銘柄に限られている。

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