反発、イスラエルによるラファ侵攻を警戒=NY原油概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/04/26 05:42
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=83.57(+0.76 +0.92%)

 ニューヨーク原油の期近は反発。パレスチナ情勢の不透明感が相場を支えた。イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ南部のラファへまもなく地上侵攻を開始するとみられている。報道によると進軍の準備は整っており、ネタニヤフ政権の承認待ちであるという。難民が集中するラファに対する地上作戦が始まると死者が激増し、イスラエルや中東各地の米軍に対する攻撃が強まる見通し。イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)の商船攻撃は一時沈静化していたが、最近は再び増える兆候がある。

 時間外取引で6月限はしっかりと推移した後、通常取引序盤にかけて軟化すると81.99ドルまで軟化。ただ、引けにかけて買いが強まると83.81ドルまで上げた。

MINKABU PRESS

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