海運大手が全体相場に逆行、超低PERに加え9%超の配当利回りに着目◇
日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>など海運株が全体相場に逆行して高い。高PERのグロース株が売られる一方で、指標面で割安なバリュー株が買われる流れとなっているが、海運セクターはその筆頭として投資資金を引き寄せている。前週から大手海運各社の株価は目先筋の利益確定の売りが表面化し水準を切り下げていたこともあり、足もと値ごろ感も生じていた。郵船、商船三井ともにPERは2倍前後、配当利回りはいずれも9%を超えていることで、改めて配当権利取り狙いの買いも想定される。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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