決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … 高島屋、ディップ、ＩＤＯＭ (10月11日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の10月10日から11日の決算発表を経て15日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ファマライズ <2796>
　20年5月期の連結経常利益を従来予想の7億8700万円→8億5100万円(前期は5億9000万円)に8.1％上方修正し、増益率が33.4％増→44.2％増に拡大する見通しとなった。

★No.2　ニッケ <3201>
　19年11月期の連結経常利益を従来予想の93億円→100億円(前期は91.2億円)に7.5％上方修正し、増益率が1.9％増→9.6％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.4　テラスカイ <3915>
　20年2月期の連結経常利益を従来予想の2.5億円→5.4億円(前期は1.9億円)に2.2倍上方修正し、増益率が30.2％増→2.9倍に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2796> ファマライズ 　東１ 　 +11.89 　 10/11　　　1Q　　　　黒転
<3201> ニッケ 　　　　東１　　 +7.88 　 10/11　　　3Q　　　 32.26
<6814> 古野電 　　　　東１　　 +7.33 　 10/11　　上期　　　-36.93
<3915> テラスカイ 　　東１　　 +6.16 　 10/11　　上期　　 1845.00
<3387> クリレスＨＤ 　東１　　 +6.10 　 10/11　　上期　　　 52.53

<8184> 島忠 　　　　　東１　　 +5.77 　 10/11　本決算　　　 20.51
<7608> ＳＫジャパン 　東１　　 +5.37 　 10/11　　上期　　　-32.59
<3547> 串カツ田中 　　東１　　 +5.25 　 10/11　　　3Q　　　 25.60
<9948> アークス 　　　東１　　 +4.96 　 10/11　　上期　　　-11.94
<7599> ＩＤＯＭ 　　　東１　　 +4.21 　 10/11　　上期　　　　黒転

<1887> 日本国土開発 　東１　　 +4.08 　 10/11　　　1Q　　　　5.54
<8904> サンナゴヤ 　　東１　　 +3.97 　 10/11　本決算　　　　9.22
<2153> Ｅ・ＪＨＤ 　　東１　　 +3.59 　 10/11　　　1Q　　　　赤縮
<2379> ディップ 　　　東１　　 +3.58 　 10/11　　上期　　　 18.31
<6505> 東洋電 　　　　東１　　 +3.32 　 10/11　　　1Q　　　　赤縮

<7520> エコス 　　　　東１　　 +2.62 　 10/11　　上期　　　 14.76
<3046> ＪＩＮＳＨＤ 　東１　　 +2.38 　 10/11　本決算　　　　8.34
<3168> 黒谷 　　　　　東１　　 +1.84 　 10/11　本決算　　　　黒転
<7607> 進和 　　　　　東１　　 +1.76 　 10/11　本決算　　　　6.47
<8233> 高島屋 　　　　東１　　 +1.67 　 10/11　　上期　　　-21.49

<9837> モリト 　　　　東１　　 +0.64 　 10/11　　　3Q　　　 -6.38
<4577> ダイト 　　　　東１　　 +0.41 　 10/11　　　1Q　　　 22.00

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした15日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース