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ミロク情報 Research Memo(1):FinTech領域における事業基盤を構築中

2018/07/11 15:01
■要約

ミロク情報サービス<9928>は、会計事務所及び中堅・中小企業向けに、財務会計・税務システムを中心とするERP(統合業務管理)システムを開発・販売する業界大手。中小企業の事業承継支援サービスやFinTech分野へ事業領域を拡大中。

1. 2018年3月期業績
2018年3月期の連結業績は、売上高が前期比5.2%増の27,582百万円、経常利益が同10.4%増の4,426百万円と連続で過去最高業績を更新した。会計事務所・企業向けERPシステムの売上拡大、並びに新規顧客開拓等によるサービス収入の伸張が増収増益要因となった。なお、第4四半期(2018年1月-3月)だけで見ると、前年同期比で減収減益となったが、これは企業向けの複数案件で検収時期が4月以降にずれ込んだこと、社員満足度向上のための施策実行により約3.8億円の費用を計上したことが要因で、引き続き業績が拡大基調であることに変わりない。同社が経営指標として重視しているシステム導入契約売上高※の期末受注残も、6.63ヶ月(期首比1.03ヶ月増)と順調に積み上がっている。

※システム導入契約売上高=ハードウェア、ソフトウェア、ユースウェア売上高の合計


2. 2019年3月期業績見通し
2019年3月期は売上高で前期比10.9%増の30,600百万円、経常利益で同13.0%増の5,000百万円と8期連続の増収増益を見込んでいる。企業向けERPシステムが既存顧客のリプレース需要を中心に同12.1%増と好調を持続することに加えて、子会社で展開するポータルサイト事業(ビジネス情報サイト「bizocean(ビズオーシャン)」の運営)や中小企業向け事業承継支援サービス等の売上拡大を見込んでいる。また、新規事業となる金融・ビジネスプラットフォーム事業については、「bizsky(ビズスカイ)」上でのクラウドサービス拡充や、金融機関とのAPI連携に取り組む等、今後の成長に向けた事業基盤の強化に注力していく方針となっている。

3. 今後の成長戦略
同社は第4次中期経営計画の最終年度となる2021年3月期に、売上高500億円、経常利益率30%、ROE30%の経営数値目標を掲げている。既存のERP事業ではERP製品や周辺システムの継続的な機能強化、ソリューション提案力の更なる強化により、新規顧客の獲得に注力して一段の売上成長を図るほか、今後の成長領域である事業承継支援サービスに加え、「bizsky」や「bizocean」といったプラットフォーム、ポータルサイトを活用したクラウドサービス等、利益率の高いファイナンス・ネット事業を育成していくことで、成長スピードを加速化していく考えだ。売上高500億円という目標はややハードルが高い印象だが、2019年3月期に事業基盤の構築を進め、2020年3月期以降の飛躍的成長につなげていく。

■Key Points
・財務会計システムの大手で顧客は会計事務所と中堅・中小企業
・2019年3月期は企業向けERPシステムとbizocean、事業承継支援サービスの高成長を見込む
・2021年3月期に売上高500億円、経常利益150億円を目指す

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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配信元: フィスコ

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