サガミＨＤ、前期最終を赤字拡大に下方修正

　サガミホールディングス <9900> が5月7日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結最終損益を従来予想の14.5億円の赤字→24.7億円の赤字(前の期は13.6億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の0.5億円の赤字→10.8億円の赤字(前年同期は15.5億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当連結会計年度の通期業績予想につきましては、2020年２月以降、今もまだ継続している新型コロナウイルス感染症拡大による消費の減退により、連結売上高は20,344百万円と業績予想を1,105百万円下回る見込みとなりました。連結営業利益、連結経常利益においても、売上高減少の影響により、業績予想をそれぞれ389百万円、345百万円下回る見込みとなりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、「特別損失の内訳と金額」に記載の通り特別損失の計上を見込んでいることから、△2,478百万円となり、当初の予定を下回る見通しになりました。　※上記の業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。