---円
ニチイ学館のニュース
日経平均株価
始値 20333.73
高値 20534.88(10:50)
安値 20285.04(09:01)
大引け 20390.66(前日比 +211.57 、 +1.05% )
売買高 13億1355万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆2098億円 (東証1部概算)
-----------------------------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は3日続伸、一時2万0500円台まで上値を伸ばす
2.前週末の米国株市場が大きく買われたことを受けリスク選好
3.米雇用統計は失業率が戦後最悪となるも相場は織り込み済み
4.欧米で経済活動再開の動き本格化、国内感染者数も鈍化傾向
5.海外ヘッジファンドの先物買い戻し、個別株も約8割が上昇
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比455ドル高と続伸した。米国と中国の対立への警戒感が後退したほか、経済活動の再開に向けた期待する買いが優勢となった。
週明けの東京市場では日経平均株価が続伸し、後場後半は伸び悩んだものの、一時フシ目となる2万0500円を上回る場面もあった。
11日の東京市場は、前週末の米国株市場でNYダウなど主要株価指数が揃って上昇したことなどを受け、朝方から高く始まった。注目された4月の米雇用統計は失業率が戦後最悪の落ち込みとなり新型コロナウイルスによる影響の大きさを改めて浮き彫りにしたが、市場は大幅な悪化を事前に織り込んでいたことで、株価への影響はほとんど見られなかった。欧米で経済活動再開の動きが本格化しつつあるほか、国内でも新型コロナ感染者の拡大ペースが鈍化していることで、経済活動再開への期待から主力株の一角にリスクを取る動きが出ている。また、海外ヘッジファンド筋による先物への買い戻しなども、全体株価の押し上げ要因となった。東証1部の値上がり銘柄数は1700を超え、全体の約8割の銘柄が上昇するという買い気の強い地合いだった。
個別ではファーストリテイリング<9983>が売買代金トップで大幅高に買われ、ソニー<6758>、トヨタ自動車<7203>も堅調。東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>など半導体関連も高い。オリエンタルランド<4661>も上昇した。三菱商事<8058>が堅調、ニチイ学館<9792>がストップ高で大量に買い物を残したほか、みらかホールディングス<4544>、ワコム<6727>、デジタルアーツ<2326>、クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>などもストップ高となった。
半面、任天堂<7974>が軟調、富士フイルムホールディングス<4901>が売りに押され、エムスリー<2413>も大きく値を下げた。レーザーテック<6920>、アドバンテ<6857>も冴えない。クックパッド<2193>が大幅安、アイロムグループ<2372>、アイティメディア<2148>なども急反落。アイネス<9742>が安く、ブイキューブ<3681>も下落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、リクルート <6098> 、スズキ <7269> 、東エレク <8035> 、デンソー <6902> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約101円。うち59円はファストリ1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はエムスリー <2413> 、中外薬 <4519> 、塩野義 <4507> 、テルモ <4543> 、アステラス <4503> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約58円。
東証33業種のうち上昇は28業種。上昇率の上位5業種は(1)空運業、(2)海運業、(3)鉄鋼、(4)非鉄金属、(5)繊維製品。一方、下落率の上位5業種は(1)証券商品先物、(2)医薬品、(3)精密機器、(4)その他製品、(5)情報・通信業。
■個別材料株
△デジアーツ <2326>
今期経常は53%増で2期ぶり最高益、5円増配へ。
△ANAP <3189> [JQ]
一部店舗の営業再開を発表。
△三菱総研 <3636>
上期経常81%増益で通期計画を超過。
△シェアテク <3989> [東証M]
店舗・オフィス向けに消毒施工サービスの提供開始。
△みらかHD <4544>
「コロナ簡易検査キットが来週にも承認」との報道。
△NIC <5742> [JQ]
前期経常が上振れ着地・今期は3.5倍増益、2円増配へ。
△ワコム <6727>
21年3月期は増収増益と50銭増配を見込む。
△あんしん保証 <7183> [東証M]
20年3月期業績は計画上振れ。
△パルテック <7587> [東証2]
上期業績予想を上方修正。
△ニチイ学館 <9792>
MBO実施を発表。
▼クックパッド <2193>
1-3月期(1Q)税引き前は29%減益で着地。
▼JBR <2453>
20年9月期業績予想を下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ニチイ学館 <9792> 、(2)ワコム <6727> 、(3)みらかHD <4544> 、(4)UMCエレ <6615> 、(5)グリーンズ <6547> 、(6)オープンドア <3926> 、(7)HIS <9603> 、(8)Fスターズ <3687> 、(9)学情 <2301> 、(10)三菱総研 <3636> 。
値下がり率上位10傑は(1)クックパッド <2193> 、(2)朝日ネット <3834> 、(3)アイロムG <2372> 、(4)豊和工 <6203> 、(5)ITメディア <2148> 、(6)アイネス <9742> 、(7)ブイキューブ <3681> 、(8)トーカイ <9729> 、(9)ビーグリー <3981> 、(10)エムスリー <2413> 。
【大引け】
日経平均は前日比211.57円(1.05%)高の2万0390.66円。TOPIXは前日比22.34(1.53%)高の1480.62。出来高は概算で13億1355万株。東証1部の値上がり銘柄数は1728、値下がり銘柄数は398となった。日経ジャスダック平均は3253.12円(59.63円高)。
[2020年5月11日]
株探ニュース
この銘柄の最新ニュース
ニチイ学館のニュース一覧- 当社株式の上場廃止のお知らせ 2020/11/04
- 出来高変化率ランキング(10時台)~トプコン、プロルートなどがランクイン 2020/11/02
- 出来高変化率ランキング(9時台)~ワコム、Jストリームなどがランクイン 2020/11/02
- 今週の【重要イベント】米大統領選、米FOMC、米雇用統計 (11月2日~11月8日) 2020/11/01
- 来週の【重要イベント】米大統領選、米FOMC、米雇用統計 (11月2日~11月8日) 2020/10/31
マーケットニュース
- シカゴ日経平均先物 大取終値比 130円高 (11月29日) (12/02)
- ADR日本株ランキング~高安まちまち、シカゴは大阪比130円高の38300円~ (12/02)
- 東証グロース市場250指数先物見通し:概ね堅調か (12/02)
- 2日の株式相場見通し=強弱拮抗、欧米株上昇も一段の円高が重荷 (12/02)
おすすめ条件でスクリーニングされた銘柄を見る
ニチイ学館の取引履歴を振り返りませんか?
ニチイ学館の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。