決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … 丹青社、シルバライフ、Ｂガレージ (12月9日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の12月8日から9日の決算発表を経て10日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　シルバライフ <9262>
　21年7月期第1四半期(8-10月)の経常利益(非連結)は前年同期比50.6％増の3.5億円に拡大し、8-1月期(上期)計画の5.1億円に対する進捗率は69.4％に達し、3年平均の46.2％も上回った。

★No.2　Ｂガレージ <3180>
　21年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常利益は前年同期比14.6％増の3.6億円に伸び、通期計画の7.4億円に対する進捗率は5年平均の39.8％を上回る48.6％に達した。

★No.3　丹青社 <9743>
　21年1月期の連結経常利益を従来予想の38億円→42億円(前期は58.7億円)に10.5％上方修正し、減益率が35.3％減→28.4％減に縮小する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<9262> シルバライフ 　東１ 　 +10.54 　 12/ 9　　　1Q　　　 50.64
<3180> Ｂガレージ 　　東１　　 +6.60 　 12/ 9　　上期　　　 14.56
<9743> 丹青社 　　　　東１　　 +6.24 　 12/ 9　　　3Q　　　　0.54
<9824> 泉州電 　　　　東１　　 +4.65 　 12/ 9　本決算　　　　4.97

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース