＜後場の注目銘柄＞＝ＦＥＳＣＯ、バイオマス発電が本格貢献

　ファーストエスコ<9514.T>は１２日につけた年初来高値１４７５円からのスピード調整から切り返しに転じてきた。

　省エネ支援サービスと木質バイオマス発電を２本柱にしたグリーンエネ企業で、オンサイト自家発電や業務系エスコ事業が順調に推移、固定価格買取制度により、売電単価も上昇しており、業績は飛躍期を迎えている。

　今６月期は期初計画を大幅上方修正、連結売上高７２億円（前期比１８．８％増）、営業利益１２億円（同２．２倍）と大幅増収で利益急増を見込む。しかも、第３四半期で営業利益の進捗率は９４．８％に達し、一段の利益上振れが濃厚。新規バイオマス発電所の建設が進み来期以降も高成長が続く。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）