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前週末29日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2021/11/01 05:30

F&M <4771>  1,985円 (+400円、+25.2%) ストップ高

 エフアンドエム <4771> [JQ]がストップ高。同社は28日取引終了後に、22年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益見通しを前期比61.7%増の19億7100万円(従来予想は11億2300万円)に引き上げたことが好感されたようだ。売上高の見通しも同31.8%増の107億5900万円(従来予想は99億6900万円)に上方修正。足もとで生命保険営業職員チャネルでの新規顧客獲得と、中堅中小企業向け管理部門支援サービス「エフアンドエムクラブ」の新規会員獲得が計画を上回って推移しているほか、人事労務クラウドソフト「オフィスステーション」シリーズの拡販が進んでいることに加え、緊急事態宣言の解除に伴って営業活動がより一層活発に行えることが主な要因だとしている。

富士電機 <6504>  5,550円 (+585円、+11.8%)

 東証1部の上昇率トップ。富士電機 <6504> が大幅高で、年初来高値を更新した。同社は28日取引終了後に、22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比3.1倍の162億9100万円となり、従来予想の115億円から上振れて着地。また、これまで未定としていた中間配当を45円(前期の中間配当は40円)にすると発表したことも好材料視されたようだ。売上高は同11.4%増の3976億8500万円(従来予想は4100億円)となった。部品調達難による影響を受けたものの、サプライチェーン最適化の取り組みなどから旺盛な需要に対応し、「発電プラント」を除く4部門で売り上げが増加。また、利益面では原価低減の推進や製品販売価格の値上げなどが寄与した。これを踏まえた通期業績予想は、売上高を9000億円(前期比2.7%増)と従来予想を据え置く一方、営業利益は600億円から670億円(同37.9%増)に引き上げている。なお、期末配当については未定としている。

有沢製 <5208>  969円 (+86円、+9.7%)

 東証1部の上昇率2位。有沢製作所 <5208> が急反発、上値抵抗ラインとなっていた75日移動平均線を一気に上抜いてきた。同社はプリント基板向けなどに樹脂加工製品主体の電子材料を主力展開するが、足もとの業績は会社側の当初想定を上回り好調に推移している。28日取引終了後、22年3月期業績予想の修正を発表、最終利益段階で従来予想の21億円から27億円(前期比25%増)に増額した。従来見通しでは小幅ながら最終減益見通しにあったが、一転大幅増益予想となった。また、これまで未定だった年間配当は53円とし、前期実績に14円の上乗せとなる。これを評価する買いが集中し株価を押し上げた。

商船三井 <9104>  7,160円 (+620円、+9.5%)

 東証1部の上昇率3位。商船三井 <9104> が急反発。同社は29日前場取引終了後22年3月期業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の350億円から450億円(前期は53億300万円の赤字)に大幅増額した。同社と日本郵船 <9101>川崎汽船 <9107> の3社が共同出資するコンテナ船会社「オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)」の利益改善が想定以上となっていることで収益見通しを上乗せした。ばら積み船市況も好調で経営環境に追い風が強い。

セプテニHD <4293>  481円 (+41円、+9.3%)

 セプテーニ・ホールディングス <4293> [JQ]が続急伸。同社が28日、電通グループ <4324> と資本業務提携すると発表したことが買い材料視された。

カルビー <2229>  2,935円 (+215円、+7.9%)

 東証1部の上昇率4位。カルビー <2229> が急反発。29日午後0時30分ごろ、上限を550万株〈発行済み株数の4.11%〉、または120億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これが好感された。取得期間は21年11月1日から22年3月31日までで、株主への一層の利益還元と資本効率の向上を図ることが目的という。同時に発表した第2四半期累計(4-9月)連結決算は、会計基準変更のため売上高の比較はないものの、売上高1204億4000万円、営業利益133億200万円(同2.2%増)、純利益91億7800万円(同11.6%増)だった。国内事業で「じゃがりこ」が好調に推移したことに加え、豆系スナック「miino」などの新価値商品が伸長した。また、海外事業で中華圏、英国、インドネシアなどでスナックの販売が伸長した。なお、22年3月期通期業績予想は売上高2400億円、営業利益280億円(前期比3.5%増)、純利益180億円(同1.8%増)の従来見通しを据え置いている。

東洋水産 <2875>  4,910円 (+275円、+5.9%)

 東洋水産 <2875> が急反発。29日後場寄り前、22年3月期上期(4-9月)の決算を発表し、売上高は1704億9800万円(前年同期比2.2%増)、営業利益は147億9600万円(同18.4%減)で着地。あわせて通期予想の修正も発表し、営業利益を335億円から320億円(同12.2%減)へ下方修正したものの、目先決算発表通過によるアク抜け感が強まったようだ。通期の売上高予想については、3535億円から3600億円(前期比5.6%増)へ引き上げた。海外での販売価格見直しや国内外での積極的な需要喚起が寄与する見通し。一方で原材料費や人件費、物流費の上昇といったコスト上昇が見込まれることから、利益見通しは引き下げられた。

キーエンス <6861>  68,510円 (+3,280円、+5.0%)

 キーエンス <6861> が急反発、全体相場に逆行し一時3700円を超える上昇で6万9000円台近辺まで上値を伸ばし、25日移動平均線を上放れてきた。同社が28日取引終了後に発表した22年3月期上期(21年4-9月)決算は、営業利益が前年同期比69%増の1974億1300万円と急増した。コロナ禍にあっても欧米やアジアなど海外での省力化・オートメーション化投資需要は旺盛で、同社が強みとするFAセンサーや制御機器が好調で収益に反映された。なお、22年3月期通期見通しについては非開示ながら、市場コンセンサスとしては営業利益で3600~3800億円前後が予想され、前期比3割強の大幅増益が見込まれる状況にある。

■ニチレキ <5011>  1,349円 (+56円、+4.3%)

 ニチレキ <5011> が3日ぶりに大幅反発。28日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を730億円から780億円(前期比9.1%増)へ、営業利益を70億円から80億円(同12.5%減)へ、純利益を44億円から53億円(同16.6%減)へ上方修正し、あわせて期末一括38円を予定していた配当予想を40円(前期38円)に引き上げると発表したことが好感された。上期において、防災・減災、国土強靱化対策をはじめとする工事の進捗が順調であったことに加え、環境配慮型製品の販売拡大や原材料価格上昇への対応を行ったことが寄与する。

小林製薬 <4967>  9,110円 (+330円、+3.8%)

 小林製薬 <4967> が3日続伸し、9月27日以来となる9000円台を回復。同社は28日取引終了後に、21年12月期第3四半期(1-9月)連結営業利益が194億2600万円(前年同期比0.5%減)だったと発表し、通期計画260億円(前期比0.2%増)に対する進捗率は74.7%と順調であり、これが好感されたようだ。新型コロナウイルスの感染予防対策として除菌・衛生関連用品の需要が昨年に続いて見られ、国内では液体タンククリーナー「液体ブルーレット除菌EX」などが好調に推移し、東南アジア各国ではワクチン接種の際の発熱対策として「熱さまシート」の需要が高まったとしている。あわせて、100万株(発行済み株式総数に対する割合1.28%)もしくは80億円を上限とする自己株取得枠の設定も発表しており、これも好感されたようだ。取得期間は21年11月1日から22年6月23日まで。株主への利益還元と経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行できるようにするためとしている。

山陽鋼 <5481>  1,873円 (+62円、+3.4%)

 山陽特殊製鋼 <5481> が大幅反発。29日午後1時ごろ、22年3月期の連結業績予想について、売上高を3450億円から3500億円(前期比66.1%増)へ、営業利益を109億円から141億円(前期54億9300万円の赤字)へ、最終利益を71億円から91億円(同68億7000万円の赤字)へ上方修正し、あわせて10円を予定していた期末配当予想を15円に引き上げたことが好感された。上期において、鉄スクラップ価格が想定よりも低位で推移したことや、スウェーデン子会社オバコの販売構成が改善したことなどが要因。また、下期も鉄スクラップ価格をはじめとする原燃料価格上昇の影響はあるものの、ベース価格値上げの実施やオバコの数量増などが見込まれるとしている。なお、年間配当予想は60円(従来予想55円、前期無配)を予定している。同時に発表した第2四半期累計(4-9月)決算は、売上高1832億9400万円(前年同期比88.6%増)、営業利益103億9700万円(前年同期38億9000万円の赤字)、最終利益72億9000万円(同33億1000万円の赤字)だった。

ホーチキ <6745>  1,251円 (+41円、+3.4%)

 ホーチキ <6745> が大幅反発。29日午後2時30分ごろ、22年3月期の連結業績予想について、売上高を765億円から797億円(前期比4.1%増)へ、営業利益を40億円から53億円(同2.3%増)へ、純利益を28億円から39億円(同2.0%増)へ上方修正し、減益予想から一転して営業増益予想としたことが好感された。新型コロナウイルス感染症による影響が限定的であったことに加えて、国内におけるストック事業であるリニューアル、メンテナンス部門の順調な進捗や、海外事業におけるシステム販売施策の進展などが売上高・利益を押し上げる。なお、第2四半期累計(4-9月)決算は、売上高358億1000万円(前年同期比8.9%増)、営業利益12億9800万円(同63.4%増)、純利益9億5500万円(同74.2%増)だった。

愛三工 <7283>  836円 (+26円、+3.2%)

 愛三工業 <7283> が大幅反発。28日の取引終了後、22年3月期上期(4-9月)の決算を発表。売上高が前年同期比28.2%増の976億4600万円、営業利益は前年同期の赤字から転換し51億400万円の黒字で着地しており、これが好感されたようだ。国内をはじめ、米国やアジア市場での販売増加が貢献した。あわせて、現時点の見通しを踏まえ、通期の純利益予想を62億円から70億円(前期比98.5%増)へ引き上げた。売上高、営業利益予想については、従来見通しを据え置いた。

オムロン <6645>  10,870円 (+330円、+3.1%)

 オムロン <6645> が大幅反発。28日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を7000億円から7800億円(前期比19.0%増)へ、営業利益を700億円から980億円(同56.9%増)へ、純利益を480億円から655億円(同51.2%増)へ上方修正し、あわせて年86円としていた配当予想を中間・期末各46円の92円(前期84円)に引き上げると発表したことが好感された。電気自動車や半導体、二次電池、食品包装を中心とした好調な設備投資を背景にIAB(制御機器事業)が従来予想を上回る大幅な増収増益となる見通しであることが牽引役となる。また、グローバルでの電子部品需要の拡大を捉え、EMC(電子部品事業)の従来予想を上回る大幅な増収増益を見込むとしている。なお、第2四半期累計(4-9月)決算は、売上高3693億5100万円(前年同期比22.6%増)、営業利益457億2700万円(同85.0%増)、純利益325億3100万円(同69.5%増)だった。同時に、上限を330万株(発行済み株数の1.64%)、または300億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視された。取得期間は21年10月29日から22年4月28日までで、株主還元の充実を図ることが狙いとしている。

建設技研 <9621>  2,731円 (+80円、+3.0%)

 建設技術研究所 <9621> が4日ぶりに大幅反発。28日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上高を670億円から740億円(前期比13.5%増)へ、営業利益を49億円から62億円(同21.9%増)へ、純利益を33億円から41億円(同12.3%増)へ上方修正したことが好感された。国土強靱化基本計画の推進などを背景とした好調な受注に加えて、業務単価の上昇や生産の効率などが寄与し国内建設コンサルティングの業績が堅調に推移していることが要因。また、海外建設コンサルティング事業で英子会社の業績が回復傾向にあることも寄与する。

日触媒 <4114>  5,940円 (+160円、+2.8%)

 日本触媒 <4114> が反発。29日午後2時ごろ、22年3月期の連結業績予想について、売上高を3250億円から3550億円(前期比30.0%増)へ、営業利益を220億円から240億円(前期159億2100万円の赤字)へ、純利益を160億円から205億円(同108億9900万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。上期において、アクリル酸及びアクリル酸エステルの製品海外市況の高騰が続きスプレッドの拡大が継続したことに加えて、一般管理費や研究開発費が減少したことが要因。また、下期も在庫評価差などの加工費が減少する見通しとしている。

ゼンリン <9474>  1,048円 (+23円、+2.2%)

 ゼンリン <9474> が高い。28日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、営業利益を17億円から23億円(前期比60.2%増)へ、純利益を13億円から21億円(同68.3%増)へ上方修正したことが好感された。上期売上高は予想より好調に推移した一方、世界的な半導体不足によるカーメーカーの生産調整の影響などを考慮し売上高は582億円(同1.7%増)の従来見通しを据え置いたものの、営業活動の効率化や生産性向上の取り組みによる費用低減効果などが利益に寄与する見通し。

ダスキン <4665>  2,738円 (+54円、+2.0%)

 ダスキン <4665> が3日続伸。同社は28日取引終了後、22年3月期連結売上高が1592億円から1605億円(前期比4.4%増)へ、営業利益が70億円から84億円(同80.6%増)へ、純利益が57億円から72億円(同2.6倍)へ、年間配当は58円から73円(前期は40円)へ、当初の見通しを上回りそうだと発表しており、好感された。ミスタードーナツ事業が第1四半期(4-6月)に続いて第2四半期(7-9月)も好調を維持し、下半期も概ね現在の状況が続くと予想されるため。配当は連結配当性向50%をめどに算出し、増額の見通しになったとしている。

リクルート <6098>  7,572円 (+147円、+2.0%)

 リクルートホールディングス <6098> が反発、頑強な値動きで最高値街道をまい進している。コロナショック急落後の昨年春以降は全体相場に関係なく一貫して下値を切り上げ続け、今年8月以降は上昇ピッチが加速、既に時価総額は12兆円を大きく上回り全上場企業を通じて第4位に食い込んでいる。総合人材サービス企業として日本を代表する存在だが、同社の収益成長エンジンとなっているのが求人情報検索エンジンの「インディード」だ。特に米国での成長が顕著で、市場では「米国ではアフターコロナ環境で求職・転職需要が高まりをみせるなか、それを追い風に(インディードの)売上収益の伸びが際立っている。“隠れナスダック銘柄”の位置付けで海外投資家の実需買い、ファンド組み入れの動きが続いている」(ネット証券アナリスト)という。

ソニーG <6758>  13,140円 (+245円、+1.9%)

 ソニーグループ <6758> が3日ぶりに反発。28日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を9兆7000億円から9兆9000億円(前期比10.0%増)へ、営業利益を9800億円から1兆400億円(同8.9%増)へ、純利益を7000億円から7300億円(同29.1%減)へ上方修正したことが好感された。音楽事業におけるモバイル機器向けゲームアプリの売り上げ増加やアニメ事業のライセンス収入の増加、音楽出版におけるストリーミングサービスの伸びなどが貢献するほか、米クランチロール買収効果も売上高・利益を押し上げる見通し。また、デジタルカメラ向け及び産業機器向けイメージセンサーが計画を上回ることも寄与する。なお、第2四半期累計(4-9月)決算は、売上高4兆6262億円(前年同期比13.7%増)、営業利益5985億2700万円(同11.5%増)、純利益4249億3500万円(同34.8%減)だった。

デンソー <6902>  8,223円 (+139円、+1.7%)

 デンソー <6902> が反発。同社は29日午前11時10分に、22年3月期第2四半期(4-9月)連結営業利益が1593億1900万円(前年同期は696億2700万円の赤字)と黒字転換したと発表。あわせて、年間配当予想を140円から160円(前期は140円)へ増額しており、これらが好感されたようだ。通期計画の営業利益4400億円(前期比2.8倍)は据え置かれた。上期は半導体不足などによるカーメーカーの車両減産の影響を受けたものの、前年の新型コロナウイルス感染症の影響からは生産・販売が回復したとしている。

第一三共 <4568>  2,867円 (+46円、+1.6%)

 第一三共 <4568> が反発。同社は29日午後1時に、22年3月期連結業績予想について、売上高を9900億円から1兆300億円(前期比7.0%増)へ、営業利益を700億円から920億円(同44.2%増)へ、純利益を500億円から640億円(同15.7%減)へ上方修正すると発表しており、これが材料視された。主力品であるリクシアナ、インジェクタファーを中心として全般に好調に推移しているためとし、営業利益については大阪物流センターの譲渡益も反映したとしている。あわせて発表した22年3月期第2四半期(4-9月)営業利益は847億4200万円(前年同期比44.9%増)だった。

山洋電気 <6516>  6,520円 (+100円、+1.6%)

 山洋電気 <6516> が反発。29日午前11時ごろに発表した第2四半期累計(4-9月)連結決算が、売上高497億9900万円(前年同期比47.3%増)、営業利益53億2500万円(同7.6倍)、純利益40億7200万円(同10.4倍)と大幅増益となったことが好感された。半導体製造装置やウェハー搬送ロボット向けサーボシステム製品の需要が大幅に増加したほか、制御機器、半導体製造装置、急速充電器、空気清浄機及び空調機器向けのクーリングシステム製品の需要が拡大したことが寄与した。なお、22年3月期通期業績予想は、売上高986億円(前期比27.2%増)、営業利益105億円(同2.2倍)、純利益75億円(同90.3%増)の従来見通しを据え置いている。

武田 <4502>  3,203円 (+38円、+1.2%)

 武田薬品工業 <4502> が反発。同社は28日取引終了後に22年3月期最終利益予想の修正を発表、従来見通しの2500億円から1843億円に650億円あまりの減額となり、前期比5割減益となる見込み。しかし同日に、発行済み株式数の2.2%相当である3500万株、金額ベースで1000億円を上限とする自社株買いの実施も併せて発表しており、これが好感される形で株価は全般悪地合いのなかにあっても頑強な値動きをみせている。現在の同社の配当利回りは5.6%前後と高く、株主還元に積極的な姿勢で知られているが、今回の自社株買い発表もその流れにそって素直に評価されたもようだ。

コマツ <6301>  2,966.5円 (+28円、+1.0%)

 コマツ <6301> が反発。同社は28日取引終了後、22年3月期連結売上高が2兆4690億円から2兆6830億円(前期比22.5%増)へ、営業利益が2250億円から2820億円(同68.5%増)へ、純利益が1460億円から1870億円(同76.0%増)へ、年間配当が62円から80円(前期は55円)へ、当初の会社計画を上回りそうだと発表しており、材料視された。あわせて発表した22年3月期第2四半期(4-9月)営業利益は1362億8400万円(前年同期比2.3倍)だった。建設機械・車両部門において、新型コロナウイルス感染症の影響が縮小し、上期は一般建機・ 鉱山機械ともに中国以外の地域において需要が好調に推移した。下期についても北米、欧州、アジアを中心に需要が引き続き好調に推移することが予想されるとして、通期予想を上方修正したとしている。

※29日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探
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