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カドカワ、前期経常を一転13%増益に上方修正

配信元:株探
投稿:2019/04/25 15:30
 カドカワ <9468> が4月25日大引け後(15:30)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の29億円→42億円(前の期は37.1億円)に44.8%上方修正し、一転して13.0%増益見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の10.3億円の赤字→2.6億円の黒字(前年同期は6.7億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (営業利益について) 映像・ゲーム事業において、3月22日に世界で同時発売されたアクションアドベンチャーゲーム「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」(連結子会社(株)フロム・ソフトウェアと米Activision社の共同開発作品)が当初予想を上回る販売実績を記録し、出版事業においても書籍、電子書籍・電子雑誌の売上が好調に推移した一方、Webサービス事業においては前回発表予想(2019年2月13日公表)では未定であった連結子会社(株)ドワンゴ(以下「ドワンゴ」)の事業見直し・事業撤退にかかる費用を1,096百万円追加計上しました。その結果、営業利益は前回発表予想を800百万円上回る見込みです。(経常利益について) 上記の増益要因に加え、為替差益等の営業外収益の影響により、経常利益は前回発表予想を1,300百万円上回る見込みです。(親会社株主に帰属する当期純利益について) 上記の増益要因に加え、特別損失として前回発表予想では未定であったドワンゴの構造改革費用を455百万円追加計上したこと等により、当期純損失は前回発表予想を200百万円下回る見込みです。※上記の通期連結業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後様々な要因により、予想値と異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探
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