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NTTドコモのニュース
日経平均株価
始値 23478.85
高値 23522.38(11:17)
安値 23170.89(14:49)
大引け 23185.12(前日比 -353.98 、 -1.50% )
売買高 14億4236万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆9096億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は4日ぶり急反落、後場に入り下げ足が加速
2.米大統領候補の討論会でバイデン氏優勢との見方が強まる
3.討論会後に米株先物と歩調合わせ日本株に売り圧力表面化
4.業種別ではほぼ全面安で値下がり銘柄数は87%を占める
5.全体売買代金は2兆9000億円で6月SQ以来の高水準
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比131ドル安と4日ぶりに反落した。欧米での新型コロナウイルス感染拡大が懸念され、エネルギー株や金融株、空運株などに売りが膨らんだ。
東京市場では、リスク回避の売りが優勢となり、前場に日経平均株価はいったん下げ渋ったものの、後場に入ると地合いが一変し、下げが加速する展開となった。
30日の東京市場は前日の欧米株市場が、新型コロナウイルス感染再拡大のなか経済先行き不透明感を嫌気して総じて軟調だったことからリスクオフの流れにあった。それでも前場は軟調地合いながら日経平均は2万3000円台半ばで売り物をこなし、前引け段階では30円弱の下げにとどまった。しかし、後場に入ると先物主導で売り圧力が一気に高まった。日本時間午前に行われた米大統領候補による討論会ではバイデン氏が優勢との見方が強まり、米株価指数先物の下げと歩調を合わせて、日経平均も先物を絡め下値を売り込む動きが表面化した。業種別にはほぼ全面安で銀行や証券株の下げが目立つ。個別の値下がり数が東証1部銘柄の87%を占めた。一方、売買代金は2兆9000億円と高水準だった。これはメジャーSQ算出のあった6月12日以来の高水準だった。
個別では、任天堂<7974>が下落、ソニー<6758>も軟調。キーエンス<6861>、ファナック<6954>、ダイキン工業<6367>などの値がさ株も売りに押された。ハイアス・アンド・カンパニー<6192>がストップ安、チェンジ<3962>も急落した。ケーヨー<8168>、ダブル・スコープ<6619>が大幅安、スギホールディングス<7649>なども大きく下げた。日本化薬<4272>、小糸製作所<7276>などの下げも目立つ。
半面、NTTドコモ<9437>が前日のストップ高に続き急騰、売買代金も東証1部で断トツとなった。このほかソフトバンクグループ<9984>もしっかり。オリンパス<7733>も買いが優勢だった。キャリアリンク<6070>の物色人気が続いたほか、J.フロント リテイリング<3086>が大幅高、低位のタカキュー<8166>も買いを集めた。グリー<3632>が商いを伴い高く、エスケイジャパン<7608>も値を飛ばした。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はオリンパス <7733> 、SBG <9984> 、ファミマ <8028> 、協和キリン <4151> 、NTTドコモ <9437> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約23円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はダイキン <6367> 、ファナック <6954> 、東エレク <8035> 、NTTデータ <9613> 、セコム <9735> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約91円。
東証33業種のうち上昇は情報・通信業のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)精密機器、(2)食料品、(3)電気・ガス業、(4)パルプ・紙、(5)金属製品。一方、下落率の大きかった5業種は(1)銀行業、(2)証券商品先物、(3)空運業、(4)ガラス土石製品、(5)倉庫運輸関連。
■個別材料株
△ピックルス <2925>
上期業績は大幅増収増益。
△Jフロント <3086>
上期税引き前を赤字縮小に上方修正、通期も増額。
△バイク王 <3377> [東証2]
今期経常を2.3倍上方修正。
△Ciメディカ <3540> [JQ]
韓国に歯科関連通信販売の合弁会社設立へ。
△グリー <3632>
120億円を上限とする自社株買いを実施。
△アルファクス <3814> [JQG]
「かつや」へセミセルフレジを導入。
△Mスター <4765> [JQ]
東証1部または2部への市場変更を好感。
△昭和HD <5103> [東証2]、ウェッジHD <2388> [JQG]
子会社に対する会社更生申立訴訟で勝訴。
△バーチャレク <6193> [東証M]
非開示だった21年3月期経常の黒字浮上見通し。
△キッズSHD <7084> [東証M]
ヒューリック <3003> と教育事業に関する業務提携契約を締結。
▼グッドコムA <3475>
株主優待制度廃止を嫌気。
▼HyAS&C <6192>
監査法人による意見不表明を発表。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)レオパレス <8848> 、(2)NTTドコモ <9437> 、(3)タカキュー <8166> 、(4)ランド <8918> 、(5)Jフロント <3086> 、(6)SKジャパン <7608> 、(7)グリー <3632> 、(8)日本管理C <3276> 、(9)北恵 <9872> 、(10)ピックルス <2925> 。
値下がり率上位10傑は(1)HyAS&C <6192> 、(2)チェンジ <3962> 、(3)ケーヨー <8168> 、(4)WSCOPE <6619> 、(5)エイトレッド <3969> 、(6)尾家産 <7481> 、(7)乾汽船 <9308> 、(8)モリ工業 <5464> 、(9)月島機 <6332> 、(10)サクサ <6675> 。
【大引け】
日経平均は前日比353.98円(1.50%)安の2万3185.12円。TOPIXは前日比32.61(1.97%)安の1625.49。出来高は概算で14億4236万株。東証1部の値上がり銘柄数は253、値下がり銘柄数は1892となった。日経ジャスダック平均は3616.99円(3.23円安)。
[2020年9月30日]
株探ニュース
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