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―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月31日から1日の決算発表を経て2日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 キユソ流通 <9369>
20年11月期第1四半期(19年12月-20年2月)の連結最終利益は前年同期比85.5%減の0.5億円に大きく落ち込み、通期計画の19.2億円に対する進捗率は2.7%にとどまり、5年平均の17.6%も下回った。
▲No.2 フイルコン <5942>
20年11月期の連結経常利益を従来予想の12億円→7.5億円(前期は7.1億円)に37.5%下方修正し、増益率が67.6%増→4.7%増に縮小する見通しとなった。
▲No.3 象印 <7965>
20年11月期第1四半期(19年12月-20年2月)の連結経常利益は前年同期比0.4%減の31.1億円となり、12-5月期(上期)計画の37億円に対する進捗率は84.1%に達し、5年平均の69.3%も上回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<9369> キユソ流通 東1 -9.27 4/ 1 1Q -39.28
<5942> フイルコン 東1 -8.32 4/ 1 1Q -94.59
<7965> 象印 東1 -5.54 4/ 1 1Q -0.45
<7545> 西松屋チェ 東1 -5.50 4/ 1 本決算 112.95
<2164> 地域新聞社 JQ -1.35 4/ 1 上期 赤転
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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