決算マイナス・インパクト銘柄 … クスリアオキ、ＡＢＣマート、キユソ流通 (7月4日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の7月3日から4日の決算発表を経て5日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.5　アヲハタ <2830>
　19年11月期第2四半期累計(18年12月-19年5月)の連結経常利益は前年同期比65.4％減の2.2億円に大きく落ち込み、通期計画の6.7億円に対する進捗率は33.7％にとどまり、さらに前年同期の66.1％も下回った。

▲No.6　天満屋ス <9846>
　20年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比10.8％減の5.7億円に減り、3-8月期(上期)計画の12.4億円に対する進捗率は46.5％にとどまり、5年平均の55.8％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3549> クスリアオキ 　東１　　 -2.96 　　7/ 4　本決算　　　　4.65
<2670> ＡＢＣマート 　東１　　 -1.43 　　7/ 4　　　1Q　　　　2.08
<3377> バイク王 　　　東２　　 -1.04 　　7/ 4　　上期　　　364.86
<9369> キユソ流通 　　東１　　 -0.53 　　7/ 4　　上期　　　 11.42
<2830> アヲハタ 　　　東２　　 -0.52 　　7/ 4　　上期　　　-65.40

<9846> 天満屋ス 　　　東２　　 -0.31 　　7/ 4　　　1Q　　　-10.82

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした5日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース