安田倉庫---3Q四半期純利益16.0%増、物流事業・不動産事業ともに売上高が順調に増加

安田倉庫<9324>は4日、2022年3月期第3四半期（21年4月-12月）連結決算を発表した。営業収益が前年同期比9.5%増の384.10億円、営業利益が同5.3%減の21.99億円、経常利益が同2.5%増の28.88億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同16.0%増の19.47億円となった。

物流事業では、前年度に新設した物流施設の稼働や海上運賃の高騰及び航空輸送の増加等により倉庫保管料、作業料、陸運料及び国際貨物取扱料が増加し、営業収益は前年同期比10.0%増の336.84億円、セグメント利益は同7.1%増の23.88億円となった。
不動産事業では、施工工事の増加や既存施設の稼働率維持により営業収益は前年同期比5.0%増の51.09億円、セグメント利益は同1.4%増の16.28億円となった。

2022年3月期通期の連結業績予想については、営業収益が前期比7.9%増の515億円、営業利益が同11.8%減の29億円、経常利益が同8.3%減の40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.9%減の26億円とする期初計画を据え置いている。


＜ST＞