スカイマークが一時８割高、短期資金集結でマネーゲームの様相に

　スカイマーク<9204.T>が反発、マネーゲームと割り切った投機資金の流入で前日の終値１９円を下限に切り返し、一時前日比７９％高となる３４円まで上値を伸ばした。出来高は高水準でロットを利かした売買が可能なだけに、一部投機筋の超短期トレードの対象となっているようだ。同社は格安航空会社との競争激化に伴い業績が急速に悪化し、経営不振にあえいでいたが、２８日に自力での再建を断念し民事再生法の適用を東京地裁に申請、受理されたことで東証は３月１日付で同社株の上場廃止を決めている。目先的には同業他社からの支援思惑などを手掛かり材料にリバウンド狙いの買いを誘っている。

スカイマークの株価は１０時５７分現在２８円（△９円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）