＜注目銘柄＞＝イオンモール、業績好調で１９年度営業利益６００億円目指す

　イオンモール<8905.T>は１０月以降じりじりと下値切り上げ波動を継続している。２０００円トビ台は買い場といえそうだ。国内外でショッピングセンターの開発を手掛ける。国内で７０あまりある既存モールでは増床効果などに伴い来客数が増加傾向にあり、売り上げも拡大している。また、海外では景気減速懸念が後退している中国で集中出店が奏功し集客が大幅な伸びを示している。

　１８年２月期は営業利益段階で前期比２ケタ増益の５００億円を見込んでおり、過去ピーク利益更新となる見通し。また、同社は１９年度に営業利益６００億円の中期計画を立て、それに向けまい進しており、中期的にも業績拡大への期待が大きい。リーマン・ショック前の２００７年には４１６３円（分割修正値）の高値をつけるなど天井も高い。（午）

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）