サンナゴヤ、前期経常を4％上方修正

　サンヨーハウジング名古屋 <8904> が9月20日大引け後(16:30)に業績修正を発表。18年8月期の連結経常利益を従来予想の20億円→20.8億円(前の期は19.1億円)に4.1％上方修正し、増益率が4.5％増→8.8％増に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の13.4億円→7.7億円(前の期は12.8億円)に42.7％下方修正し、一転して39.8％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結経常利益も従来予想の13.3億円→14.1億円(前年同期は13.9億円)に6.1％増額し、一転して1.4％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　平成元年に当社を設立し、以来29年に渡り当社の経営を担ってきた故宮崎宗市氏の功績や在任中の労に報いるため、「創業者功労金」を当社の定める一定の基準に従い相当額1,000百万円を「創業者功労金」として贈呈する旨決議いたしました。当該「創業者功労金」は平成30年8月期決算において、創業者功労引当金繰入として計上することといたしました。　なお、「創業者功労金」につきましては、本年11月28日開催の定時株主総会の承認を得ることを前提としており、故宮崎宗市氏のご遺族に贈呈することとなります。