SBIの北尾氏、中国投資協会ブロックチェーン委員会の戦略投資高級顧問に就任【フィスコ・ビットコインニュース】

SBIホールディングス<8473>は12日、同社代表取締役社長の北尾吉孝氏が、中国投資協会のブロックチェーン・ビッグデータ産業投資専業委員会に戦略投資高級顧問として就任したと発表した。

ブロックチェーン・ビッグデータ産業投資専業委員会は、中国の社団法人である中国投資協会を構成する17の委員会の1つである。ブロックチェーン・ビッグデータ産業の投融資活動をリード・支援し、同産業の育成支援や投資創新による実体経済の発展を促進するため、2019年3月に設立されたという。

同社は2019年4月に中国投資協会へ副会長級の会員として加入しており、今回北尾氏が就任した「戦略投資高級顧問」は、民間経営者に与えられるなかで最も位の高いタイトルであると伝えている。

同社は、シンガポールの政府系投資会社TEMASEK Holdingsの100%子会社と共同設立した「New Horizon Fund」など、中国を投資対象としたJVファンドを計8本設立・運用してきた。そして、投資事業、金融サービス事業、バイオ関連事業の市場開拓を中心に、中国市場における事業展開を積極的に進めているという。

発表に際し、同社は「今回の戦略投資高級顧問就任を一つの機会として捉え、日本ならびにアジアの金融機関におけるブロックチェーン・デジタルアセット活用をより一層推進し、顧客便益性の高い金融サービスの開発に努めていく」との意向を示している。


＜HH＞