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東京株式(大引け)=741円高、海外株高受けた急騰で26年ぶり高値

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/01/04 15:33
 大発会となった4日の東京株式市場は朝方から大きく買い優勢で始まり、その後も日経平均は一貫して上昇し昨年末比700円を超える急騰をみせた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比741円39銭高の2万3506円33銭と大幅高。東証1部の売買高概算は16億9065万株、売買代金概算は3兆2794億8000万円。値上がり銘柄数は1778、対して値下がり銘柄数は246、変わらずは39銘柄だった。

 きょうの東京市場は、寄り付きからリスク選好ムード一色の展開となった。東京市場が休場中の年末年始の海外株が総じて上値指向となったことから、投資家心理が強気に傾いた。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数揃って史上最高値を更新、特にハイテク株比率の高いナスダック指数が大きく上値を伸ばし7000の大台を突破、この流れが東京市場にも波及している。米国を中心とする世界景気の回復期待が株高を後押ししている状況だ。国内外機関投資家の買いに加え、空前の水準に積み上がっていた個人投資家の待機資金がなだれ込む形で、日経平均株価は3.3%近い上昇で高値引け。2万3000円ラインを通過点に2万3500円台まで一気に駆け上がった。時価は1992年1月以来となる26年ぶりの高値水準に浮上。東証1部の売買代金も3兆2000億円超と昨年12月15日以来の多さだった。

 個別では、売買代金断トツの任天堂<7974.T>が大幅高に買われ、ソフトバンクグループ<9984.T>トヨタ自動車<7203.T>なども大きく上値を追った。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクが物色人気となったほか、東京エレクトロン<8035.T>SUMCO<3436.T>など半導体関連株が上昇、ファナック<6954.T>キーエンス<6861.T>など設備投資関連株も買われた。ソルクシーズ<4284.T>がストップ高、SBIホールディングス<8473.T>セレス<3696.T>なども値を飛ばしている。

 半面、大東建託<1878.T>が売られ、ニホンフラッシュ<7820.T>も大幅安。インベスターズクラウド<1435.T>ジーンズメイト<7448.T>ソースネクスト<4344.T>などが安い。住友ゴム工業<5110.T>扶桑化学工業<4368.T>愛眼<9854.T>なども安い。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ
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