百十四、今期経常を36％下方修正

　百十四銀行 <8386> が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比37.6％減の85.2億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の140億円→90億円(前期は152億円)に35.7％下方修正し、減益率が8.4％減→41.1％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の64.7億円→14.7億円(前年同期は61.9億円)に77.2％減額し、一転して76.2％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比78.2％減の10億円に大きく落ち込んだ。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　[連結]　主に単体の業績予想修正によるものです。[単体]　有価証券ポートフォリオ見直しによる有価証券利息及び債券関係損益の減少などが見込まれることから、2019年3　　　　　月期の経常収益、経常利益及び当期純利益を修正いたします。※本資料に記載されている業績予想は、当行が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づい　 ており、実際の業績は様々な要因により異なる可能性があります。