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*12:23JST 後場に注目すべき3つのポイント~東エレクがけん引し史上初の40000円台乗せ
4日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は続伸、東エレクがけん引し史上初の40000円台乗せ
・ドル・円は反発、日本株高で円売り
・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はアドバンテスト<6857>
■日経平均は続伸、東エレクがけん引し史上初の40000円台乗せ
日経平均は続伸。前営業日比316.01円高(+0.79%)の40226.83円(出来高概算10億株)で前場の取引を終えている。
1日の米国市場は続伸。ダウ平均は90.99ドル高(+0.23%)の39087.38ドル、ナスダックは183.02ポイント高(+1.14%)の16274.94、S&P500は40.81ポイント高(+0.80%)の5137.08で取引を終了した。商業不動産セクターへの懸念が再燃し、寄り付き後はまちまち。その後、2月ISM製造業景況指数や2月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想外に大幅悪化したため利下げ期待が再開、さらに、根強い人工知能(AI)関連需要への期待にハイテクセクターが続伸し、相場全体を押し上げた。ダウも上昇に転じ、終盤にかけて上げ幅を拡大。ナスダックは連日で史上最高値を更新し終了した。
米国株上昇を受けて、東京市場は大型株を中心に買い優勢で取引を開始した。日経平均は寄付きから史上初の40000円台に乗せる展開に。東エレク<8035>が上場来高値を更新し日経平均をけん引した一方、プライム市場の中小型株は下落しTOPIXは伸び悩むなど歪な地合いとなった。ただ、日経平均の大台突破を受けて取引活況は継続、東証プライム市場の売買代金は3兆円を超えた。
日経平均採用銘柄では、東エレク以外、ルネサスエレクトロニクス<6723>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>など半導体株の上げが目立った。また、三越伊勢丹<3099>、オリンパス<7733>、SUMCO<3436>、キーエンス<6861>が上昇した。日経平均採用以外では、さくらインターネット<3778>、野村マイクロ・サイエンス<6254>が引き続き大幅高。
一方、先週急騰したディー・エヌ・エー<2432>が反落したほか、川崎汽船<9107>、ヤマトホールディングス<9064>の下げが目立った。また、あおぞら銀行<8304>、千葉銀行<8331>、ふくおかフィナンシャルグループ<8354>など銀行株がさえない。
セクターでは、パルプ・紙、鉱業、電気機器、不動産業、精密機器などが上昇した一方、海運業、空運業、倉庫・運輸関連業、ゴム製品、陸運業などが下落した。
東証プライム市場の6割超の銘柄が下落しており、前場の終値時点でのNT倍率は14.82倍まで拡大。1月以降よく見られた日経平均優勢の地合いとなっている。前場終値時点の25日移動平均線との乖離率は+6.74%と短期的な過熱感を示す+7%には届いていない。一方、200日移動平均線との乖離率は+20.98%と既に+20%を超えていることから、日経平均の上昇一服はそろそろと見ておいた方が良さそうだ。後場は、東エレクなど半導体株が上げ幅を維持できるか注目したい。
■ドル・円は反発、日本株高で円売り
4日午前の東京市場でドル・円は反発し、149円84銭まで下落後に150円20銭まで値を上げた。日経平均株価は節目の40000円を上抜け、日本株高を好感した円売りが主要通貨を押し上げている。日銀による大規模緩和継続の思惑も、引き続き円安要因に。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円84銭から150円20銭、ユーロ・円は162円54銭から162円87銭、ユーロ・ドルは1.0838ドルから1.0847ドル。
■後場のチェック銘柄
・ヒップ<2136>、クロスキャット<2307>など、14銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はアドバンテスト<6857>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・10-12月期法人企業統計調査・全産業設備投資:前年比+16.4%(予想:+3.0%、7-9月期:+3.4%)
・日・2月マネタリーベース:前年比+2.4%(1月:+4.8%)
【要人発言】
・バーキン米リッチモンド連銀総裁
「引き続き賃金やインフレに圧力感じる」
「インフレが引き続き正常化に向け改善を想定」
「政策に関する判断を急いだことはない」
「1月データ、季節的要因が多くあまり重視しない」
「値上げは一部セクターの値下げと相殺される」
<国内>
特になし
<海外>
・16:30 スイス・2月消費者物価指数(前年比予想:+1.1%、1月:+1.3%)
<CS>
・日経平均は続伸、東エレクがけん引し史上初の40000円台乗せ
・ドル・円は反発、日本株高で円売り
・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はアドバンテスト<6857>
■日経平均は続伸、東エレクがけん引し史上初の40000円台乗せ
日経平均は続伸。前営業日比316.01円高(+0.79%)の40226.83円(出来高概算10億株)で前場の取引を終えている。
1日の米国市場は続伸。ダウ平均は90.99ドル高(+0.23%)の39087.38ドル、ナスダックは183.02ポイント高(+1.14%)の16274.94、S&P500は40.81ポイント高(+0.80%)の5137.08で取引を終了した。商業不動産セクターへの懸念が再燃し、寄り付き後はまちまち。その後、2月ISM製造業景況指数や2月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想外に大幅悪化したため利下げ期待が再開、さらに、根強い人工知能(AI)関連需要への期待にハイテクセクターが続伸し、相場全体を押し上げた。ダウも上昇に転じ、終盤にかけて上げ幅を拡大。ナスダックは連日で史上最高値を更新し終了した。
米国株上昇を受けて、東京市場は大型株を中心に買い優勢で取引を開始した。日経平均は寄付きから史上初の40000円台に乗せる展開に。東エレク<8035>が上場来高値を更新し日経平均をけん引した一方、プライム市場の中小型株は下落しTOPIXは伸び悩むなど歪な地合いとなった。ただ、日経平均の大台突破を受けて取引活況は継続、東証プライム市場の売買代金は3兆円を超えた。
日経平均採用銘柄では、東エレク以外、ルネサスエレクトロニクス<6723>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>など半導体株の上げが目立った。また、三越伊勢丹<3099>、オリンパス<7733>、SUMCO<3436>、キーエンス<6861>が上昇した。日経平均採用以外では、さくらインターネット<3778>、野村マイクロ・サイエンス<6254>が引き続き大幅高。
一方、先週急騰したディー・エヌ・エー<2432>が反落したほか、川崎汽船<9107>、ヤマトホールディングス<9064>の下げが目立った。また、あおぞら銀行<8304>、千葉銀行<8331>、ふくおかフィナンシャルグループ<8354>など銀行株がさえない。
セクターでは、パルプ・紙、鉱業、電気機器、不動産業、精密機器などが上昇した一方、海運業、空運業、倉庫・運輸関連業、ゴム製品、陸運業などが下落した。
東証プライム市場の6割超の銘柄が下落しており、前場の終値時点でのNT倍率は14.82倍まで拡大。1月以降よく見られた日経平均優勢の地合いとなっている。前場終値時点の25日移動平均線との乖離率は+6.74%と短期的な過熱感を示す+7%には届いていない。一方、200日移動平均線との乖離率は+20.98%と既に+20%を超えていることから、日経平均の上昇一服はそろそろと見ておいた方が良さそうだ。後場は、東エレクなど半導体株が上げ幅を維持できるか注目したい。
■ドル・円は反発、日本株高で円売り
4日午前の東京市場でドル・円は反発し、149円84銭まで下落後に150円20銭まで値を上げた。日経平均株価は節目の40000円を上抜け、日本株高を好感した円売りが主要通貨を押し上げている。日銀による大規模緩和継続の思惑も、引き続き円安要因に。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円84銭から150円20銭、ユーロ・円は162円54銭から162円87銭、ユーロ・ドルは1.0838ドルから1.0847ドル。
■後場のチェック銘柄
・ヒップ<2136>、クロスキャット<2307>など、14銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はアドバンテスト<6857>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・10-12月期法人企業統計調査・全産業設備投資:前年比+16.4%(予想:+3.0%、7-9月期:+3.4%)
・日・2月マネタリーベース:前年比+2.4%(1月:+4.8%)
【要人発言】
・バーキン米リッチモンド連銀総裁
「引き続き賃金やインフレに圧力感じる」
「インフレが引き続き正常化に向け改善を想定」
「政策に関する判断を急いだことはない」
「1月データ、季節的要因が多くあまり重視しない」
「値上げは一部セクターの値下げと相殺される」
<国内>
特になし
<海外>
・16:30 スイス・2月消費者物価指数(前年比予想:+1.1%、1月:+1.3%)
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