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SBI新生銀行のニュース
日経平均株価
始値 29136.75
高値 29158.95(09:02)
安値 28487.87(15:00)
大引け 28487.87(前日比 -844.29 、 -2.88% )
売買高 12億1064万株 (東証1部概算)
売買代金 3兆0999億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は急落、終盤売り直され800円超の下げで安値引け
2.前日の米株安を嫌気、特にナスダックの大幅安で投資家心理悪化
3.開示されたFOMC議事録はタカ派色の強い内容で米長期金利上昇
4.半導体関連などハイテク主力株への売りがかさみ指数押し下げる
5.値下がり銘柄数は全体の9割超を占め、売買代金3兆円台に乗せる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比392ドル安と3日ぶりに反落した。FOMC議事録で、早期利上げの可能性が示されたことから、ハイテク株などを中心に売りが優勢となった。
東京市場では前日の米株安を受け、リスク回避の売りが噴出、日経平均株価は大幅安となった。後場下げ渋ったものの終盤売り直され、この日の安値で引けた。
6日の東京市場は、前日の米国株市場で主要株指数が揃って下落したことを受け、主力株をはじめ広範囲にリスクオフの流れが波及した。前日にFOMC議事録が公表されたが、政策金利の引き上げやバランスシートの縮小を想定よりも早める可能性について議論を行っていたことが分かり、FRBのタカ派姿勢が鮮明となった。これを受けて米長期金利が上昇し、米株市場ではハイテク系グロース株に売りがかさみ、ナスダック総合株価指数が500ポイントを超える急落となった。東京市場もこの流れに追随する形で半導体関連などハイテクセクターへの売り圧力が強まった。値下がり銘柄数は2000を上回り東証1部全体の9割強の銘柄が下落する全面安商状となった。下値では買い向かう動きもみられ、売買代金は3兆円大台に乗せた。
個別では、売買代金トップのソニーグループ<6758>が1000円を超える下げとなったほか、東京エレクトロン<8035>は2500円近い下落となった。ファーストリテイリング<9983>、キーエンス<6861>も大きく売り込まれる展開に。エムスリー<2413>が急落、オリエンタルランド<4661>も下値模索の動きとなった。このほか、ラクス<3923>が大商いで急落、SHIFT<3697>、ダイセキ環境ソリューション<1712>なども大幅安。テルモ<4543>の下げも目立った。
半面、NTT<9432>が堅調、塩野義製薬<4507>も買いが優勢だった。東京海上ホールディングス<8766>が上昇したほか、ジェイ エフ イー ホールディングス<5411>、第一生命ホールディングス<8750>もしっかり。ミクニ<7247>、FUJI<6134>が上値を伸ばし、明和産業<8103>も買いを集めた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は塩野義 <4507> 、東京海上 <8766> 、KDDI <9433> 、NTT <9432> 、新生銀 <8303> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約5円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、東エレク <8035> 、テルモ <4543> 、リクルート <6098> 、ソニーG <6758> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約341円。
東証33業種のうち上昇は保険業、鉄鋼の2業種のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)銀行業、(2)ゴム製品、(3)電気・ガス業、(4)輸送用機器、(5)海運業。一方、下落率の大きかった5業種は(1)精密機器、(2)サービス業、(3)電気機器、(4)空運業、(5)金属製品。
■個別材料株
△セキュアヴェ <3042> [JQG]
LogStareがMOTEXと技術連携。
△エーザイ <4523>
英ロイバントサイエンシズと抗がん剤の独占的ライセンス契約。
△カルナバイオ <4572> [JQG]
ライセンスアウト先がAS-1763のIND申請を当局に提出。
△インスペック <6656> [東証2]
半導体検査装置の大型受注獲得。
△三菱重 <7011>
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が目標株価を4740円へ引き上げ。
△ヒマラヤ <7514>
12月度既存店売上高は4.8%増で3ヵ月連続の上振れ。
△ケーヨー <8168>
600万株を上限とする自社株をTosTNeT-3で取得へ。
△プロルート丸光 <8256> [JQ]
新株予約権の大量行使で希薄化懸念後退。
△第一生命HD <8750>
米10年債利回り上昇で運用環境改善に期待。
△太洋物産 <9941> [JQ]
株主が臨時株主総会招集を請求。
▼OLC <4661>
新規コロナ感染者再拡大による影響を懸念。
▼ファストリ <9983>
12月国内ユニクロ既存店売上高が5ヵ月連続で前年割れ。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ティアック <6803> 、(2)ミクニ <7247> 、(3)片倉 <3001> 、(4)ヒマラヤ <7514> 、(5)FUJI <6134> 、(6)サンコール <5985> 、(7)オイシックス <3182> 、(8)新生銀 <8303> 、(9)明和産 <8103> 、(10)リョービ <5851> 。
値下がり率上位10傑は(1)ラクス <3923> 、(2)SHIFT <3697> 、(3)ダイセキS <1712> 、(4)SREHD <2980> 、(5)GMO-PG <3769> 、(6)メック <4971> 、(7)テルモ <4543> 、(8)エスエムエス <2175> 、(9)デサント <8114> 、(10)フルキャスト <4848> 。
【大引け】
日経平均は前日比844.29円(2.88%)安の2万8487.87円。TOPIXは前日比42.26(2.07%)安の1997.01。出来高は概算で12億1064万株。東証1部の値上がり銘柄数は138、値下がり銘柄数は2012となった。日経ジャスダック平均は3832.57円(45.84円安)。
[2022年1月6日]
株探ニュース
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