＜前場の注目銘柄＞＝ヤオコー、既存店売上高は好調推移

　ヤオコー<8279.T>の４～６月期連結決算は、売上高７２０億９２００万円（前年同期比１２．９％増）、営業利益３３億９２００万円（同１５．５％増）の２ケタ増収益となった。

　攻めの施策であるＥＤＬＰ（常時低価格販売）や、守りの施策であるＦＳＰ（購買金額上位顧客の囲い込み）が奏功し、既存店売上高の好調が継続している。既存店増収率が前年同期比４．２％増と上期（４～９月）会社計画（前年同期比０．５％増）を大きく上回った。

　また、１４年３月期から出店ペースをアップしており、量的拡大による利益成長期入りが鮮明になってきた。

　株価は、好業績を反映して年初来高値圏での堅調推移を維持。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）