決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … インターアク、東宝、ＩＤＯＭ (7月12日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の7月11日から12日の決算発表を経て16日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　レナウン <3606>
　19年12月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は9.3億円の黒字(前年同期は1.3億円の赤字)に浮上し、3-8月期(上期)計画の15億円の赤字をすでに上回った。

★No.2　ＩＤＯＭ <7599>
　20年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比9.3倍の9.5億円に急拡大し、3-8月期(上期)計画の11億円に対する進捗率は87.2％に達し、5年平均の51.8％も上回った。

★No.3　テラスカイ <3915>
　20年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は1億9200万円の黒字(前年同期は1300万円の赤字)に浮上し、通期計画の2億5000万円に対する進捗率は76.8％に達し、4年平均の13.1％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3606> レナウン 　　　東１ 　 +29.81 　　7/12　　　1Q　　　　黒転
<7599> ＩＤＯＭ 　　　東１ 　 +26.35 　　7/12　　　1Q　　　831.07
<3915> テラスカイ 　　東１ 　 +22.53 　　7/12　　　1Q　　　　黒転
<2153> Ｅ・ＪＨＤ 　　東１ 　 +17.96 　　7/12　本決算　　　 22.88
<7725> インターアク 　東１ 　 +17.03 　　7/12　本決算　　　　8.54

<3387> クリレスＨＤ 　東１ 　 +13.12 　　7/12　　　1Q　　　 65.95
<3073> ＤＤＨＤ 　　　東１ 　 +11.70 　　7/12　　　1Q　　　 51.43
<3349> コスモス薬品 　東１　　 +8.82 　　7/12　本決算　　　　0.03
<2168> パソナＧ 　　　東１　　 +7.40 　　7/12　本決算　　　 15.84
<3198> ＳＦＰ 　　　　東１　　 +7.14 　　7/12　　　1Q　　　 30.05

<3922> ＰＲＴＩＭＥ 　東１　　 +5.82 　　7/12　　　1Q　　　 51.52
<6532> ベイカレント 　東１　　 +5.08 　　7/12　　　1Q　　　126.96
<7516> コーナン 　　　東１　　 +4.38 　　7/12　　　1Q　　　 46.14
<8200> リンガハット 　東１　　 +4.32 　　7/12　　　1Q　　　 10.70
<3087> ドトル日レス 　東１　　 +3.79 　　7/12　　　1Q　　　 11.37

<3201> ニッケ 　　　　東１　　 +3.52 　　7/12　　上期　　　 15.02
<4465> ニイタカ 　　　東１　　 +3.26 　　7/12　本決算　　　　1.99
<3678> メディアドゥ 　東１　　 +3.01 　　7/12　　　1Q　　　141.27
<3139> ラクトＪ 　　　東１　　 +2.92 　　7/12　　上期　　　 10.50
<7420> 佐鳥電機 　　　東１　　 +2.58 　　7/12　本決算　　　 48.03

<9979> 大庄 　　　　　東１　　 +1.49 　　7/12　　　3Q　　　 60.16
<9602> 東宝 　　　　　東１　　 +1.04 　　7/12　　　1Q　　　 24.77
<8155> 三益半導 　　　東１　　 +0.80 　　7/12　本決算　　　　　－
<8185> チヨダ 　　　　東１　　 +0.43 　　7/12　　　1Q　　　-28.18

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした16日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース