東陽テク、今期経常を一転4％増益に上方修正、配当も2円増額

　東陽テクニカ <8151> が4月26日後場(14:00)に決算を発表。19年9月期第2四半期累計(18年10月-19年3月)の連結経常利益は前年同期比16.3％減の14.6億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の14億円→15億円(前期は14.4億円)に7.1％上方修正し、一転して3.8％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常損益は0.3億円の黒字(前年同期は3億円の赤字)に浮上する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の30円→32円(前期は30円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比27.6％減の14.4億円に減り、売上営業利益率は前年同期の21.4％→17.9％に低下した。

株探ニュース