63円
キムラタンのニュース
日経平均株価
始値 21743.14
高値 21839.18(09:06)
安値 21731.34(09:00)
大引け 21807.50(前日比 +82.55 、 +0.38% )
売買高 11億3774万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆9652億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日続伸、NYダウ上昇と円安を好感してリスクオン継続
2.米中貿易協議の進展期待が強気心理を後押し、ただ上値では戻り売り観測
3.日本時間今晩の米3月の雇用統計発表を前に、積極的な買いは見送られる
4.世界景気連動の海運や電機・機械セクターなどが強い動き、内需株は軟調
5.値上がり銘柄数は1300を超えたが、全体売買代金は2兆円台に届かず
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは166ドル高と続伸した。米中通商協議への期待感が膨らむなか全般相場は上昇した。ただ、5日の米雇用統計の発表を控え、買い一巡後は売買を手控える動きも見られた。
東京市場では朝方は売り買いを交錯させたが、その後日経平均株価は徐々に下値を切り上げた。ただ、2万1800円台近辺は売り物の厚さも意識された。
5日の東京市場はリスク選好ムードが維持され、日経平均は上値追い態勢を継続した。前日の米国株市場では米中貿易協議の合意が近いとの観測を背景にNYダウが半年ぶりの高値に浮上しており、為替のドル高・円安も追い風にこれに追随する展開となった。ただ、日本時間今晩に予定される米3月の雇用統計発表を前に積極的に上値を買い進む動きはみられず、中国・上海株は堅調だったもののアジア株が高安まちまちだったこともあって上げ幅は限定的だった。日経平均2万1800円近辺では戻り待ちの売りが観測された。業種別には海運株が高く、電機や機械セクターも強さをみせた。一方で水産や小売りなどディフェンシブセクターが軟調だった。東証1部の値上がり銘柄数は1300を超えたが、売買代金は2兆円に届かなかった。
個別では、売買代金首位の任天堂<7974>が大きく買われ、ソニー<6758>、トヨタ自動車<7203>も上値を伸ばした。東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>が堅調、安川電機<6506>も値を上げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>もしっかり。ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス<4433>がストップ高、レノバ<9519>も一時値幅制限上限まで買われた。アダストリア<2685>が大幅高、楽天<4755>も物色人気となった。
半面、セブン&アイ・ホールディングス<3382>が下落、富士通<6702>も売られた。資生堂<4911>も冴えない。HOYA<7741>が値を下げ、三協立山<5932>は急落、安永<7271>も利食われ急反落。サムティ<3244>、ダイセキ<9793>なども大幅安。アイフィスジャパン<7833>、ベネフィット・ワン<2412>が下落、エービーシー・マート<2670>も安い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は日東電 <6988> 、ファナック <6954> 、東エレク <8035> 、信越化 <4063> 、アドテスト <6857> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約42円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はユニファミマ <8028> 、セブン&アイ <3382> 、花王 <4452> 、アサヒ <2502> 、中外薬 <4519> 。押し下げ効果は約27円。
東証33業種のうち上昇は20業種。上昇率の上位5業種は(1)海運業、(2)金属製品、(3)繊維製品、(4)その他製品、(5)空運業。一方、下落率の上位5業種は(1)水産・農林業、(2)小売業、(3)その他金融業、(4)食料品、(5)不動産業。
■個別材料株
△アダストリア <2685>
今期経常は36%増益へ。
△ヒトコムHD <4433>
上期経常を3期ぶり最高益に上方修正、配当も1.5円増額。
△ラウンドワン <4680>
3月既存店売上高が4ヵ月連続で前年実績上回る。
△C&R <4763>
今期経常は48%増で2期ぶり最高益、3円増配へ。
△インパクト <6067> [東証M]
市場環境分析など手掛けるRJCリサーチを買収へ。
△中村超硬 <6166> [東証M]
「新薬候補物質の受託合成事業を本格的に立ち上げ」との報道。
△瑞光 <6279> [東証2]
今期経常は6%増益、5円増配へ。
△前田製作 <6281> [JQ]
「前田建出資のエムナプラがパワー半導体接合材量産」との報道。
△かんぽ生命 <7181>
株式売出と併せて自社株買いを発表。
△レノバ <9519>
前期経常を26%上方修正。
▼サムティ <3244>
12-2月期(1Q)経常は10%減益で着地。
▼トーセ <4728>
上期営業が赤字転落で着地・12-2月期は61%減益。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ヒトコムHD <4433> 、(2)アダストリア <2685> 、(3)マルマエ <6264> 、(4)レノバ <9519> 、(5)かんぽ生命 <7181> 、(6)オプトHD <2389> 、(7)ERIHD <6083> 、(8)イントラスト <7191> 、(9)ラサ工 <4022> 、(10)キムラタン <8107> 。
値下がり率上位10傑は(1)ポプラ <7601> 、(2)三協立山 <5932> 、(3)安永 <7271> 、(4)エコーTD <7427> 、(5)電算システム <3630> 、(6)サムティ <3244> 、(7)ビジョン <9416> 、(8)ダイセキ <9793> 、(9)トーセ <4728> 、(10)ダイダン <1980> 。
【大引け】
日経平均は前日比82.55円(0.38%)高の2万1807.50円。TOPIXは前日比5.70(0.35%)高の1625.75。出来高は概算で11億3774万株。東証1部の値上がり銘柄数は1311、値下がり銘柄数は729となった。日経ジャスダック平均は3461.02円(18.54円高)。
[2019年4月5日]
株探ニュース
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