小林産、前期経常を一転23％減益に下方修正

　小林産業 <8077> が11月29日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年10月期の連結経常利益を従来予想の9.2億円→6.6億円(前の期は8.5億円)に28.0％下方修正し、一転して22.7％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した5-10月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.5億円→2.9億円(前年同期は4.8億円)に46.5％減額し、一転して39.1％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2019年10月期の通期連結業績は、主要部門である鋲螺部門が主に関連する国内建築業界において需要が低迷したことや、世界的な貿易摩擦による建設機械、工作機械の輸出減退などにより売上高、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益が予想を下回る見込みとなりました。※上記に記載されている予想数値は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。