三陽商、上期経常を一転赤字に下方修正

　三陽商会 <8011> が7月8日午前(09:00)に業績修正を発表。20年2月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常損益を従来予想の1.5億円の黒字→4.5億円の赤字(前年同期は7.3億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の8億円を据え置いた。

　※20年2月期(14ヵ月決算)が決算期変更のため、前年同期に同じ期間がない場合は前年同期との比較を表記していません。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2020年２月期第２四半期連結累計期間においては、Ｅコマース販路が計画を大きく上回ったこと等により全社では前年以上の売上高を確保したものの、主要販路である百貨店を中心とした売上高が当初計画を下回ったこと、また繰越在庫の消化を促進したことによる粗利益率の低下等により、売上総利益が計画に未達となったことから当初業績予想を下方修正いたします。(注)上記業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。