オリバー、5-7月期(3Q)経常は70％増益、今期配当を10円増額修正

　オリバー <7959> [名証２] が8月24日大引け後(15:30)に決算を発表。18年10月期第3四半期累計(17年11月-18年7月)の連結経常利益は前年同期比5.7％増の21.2億円に伸び、通期計画の24.5億円に対する進捗率は86.9％に達し、5年平均の84.0％も上回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した8-10月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比23.6％減の3.2億円に減る計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の20円→30円(前期は25円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である5-7月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比69.7％増の4.7億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.1％→6.2％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、これまで安定的かつ継続的な配当を実施することを基本方針とし、段階的に株主還元の充実を図ってまいりましたが、より一層の株主還元を図るため、基準とする配当性向を明示し、併せて配当水準の引き上げを行うこととしました。　（変更前）　当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要な政策と位置づけ、経営基盤および競争力の強化のため必要な内部留保に努めるとともに、安定的な配当を継続して行うことを配当の基本政策としております。（変更後）　当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要な政策と位置づけ、経営基盤および競争力の強化のため必要な内部留保に努めるとともに、経済情勢、業績推移、今後の事業展開などを総合的に勘案しつつ、連結配当性向20％以上を目途とした配当を行うことを配当の基本政策といたします。　当期（平成30年10月期）の年間配当予想につきましては、この配当政策の変更により、1株あたり30円（前回予想より10円増額）に修正いたします。