黒田精、今期経常を34％下方修正

　黒田精工 <7726> [東証２] が2月13日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比77.2％減の2.3億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の5億円→3.3億円(前期は12.3億円)に34.0％下方修正し、減益率が59.3％減→73.2％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.4億円→0.7億円(前年同期は5.1億円)に68.8％減額し、減益率が51.9％減→85.0％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は0.1億円の赤字(前年同期は3.1億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の8.0％→-0.6％に急悪化した。

株探ニュース