ナカニシ、上期経常は一転28％増益で上振れ着地、今期配当を4円増額修正

　ナカニシ <7716> [東証Ｓ] が8月9日大引け後(15:30)に決算を発表。22年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比27.8％増の94.9億円に伸び、従来の4.4％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の135億円に対する進捗率は69.8％に達し、5年平均の45.6％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比37.2％減の40.9億円に落ち込む計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の40円→44円(前期は37円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比54.6％増の51.1億円に拡大したが、売上営業利益率は前年同期の34.0％→34.0％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース