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島津製作所のニュース
5日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:海外勢のフロー限られ、個人主体の材料株物色か
■キッコーマン、21/3(IFRS)営業利益 19.4%増 416億円、22/3予想 0.3%増 418億円
■前場の注目材料:丸紅、ソルトン買収、コネクター大型品販売
■海外勢のフロー限られ、個人主体の材料株物色か
5日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。2日の米国市場ではNYダウが152ドル高だった。6月の雇用統計で非農業部門雇用者数が予想以上に増加したことが好感された。過度の賃金インフレの高進も見られず、労働市場の過熱が示されなかったため米連邦準備制度理事会(FRB)が当分緩和策を維持するとの見解がさらに相場を押し上げている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円高の28775円。円相場は1ドル111円00銭台で推移している。
2日の雇用統計の結果を受けた米国市場の上昇の流れを引き継ぐ形から、買いが先行することが見込まれる。ただし、米雇用統計については、予想を上回るもののテーパリング議論は高まりづらいとの見方がコンセンサスだったと見られ、想定内の動きによってポジティブな反応としてはそれ程大きくはないだろう。また、5日の米国市場は独立記念日の振替祝日となることから海外勢の売買は細ると考えられるため、買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすいと見られる。
日経平均は足元で28500円~29000円辺りでのもち合いが続いている。緩やかながらも上値をやや切り下げて推移してきているため、自律反発が期待されるものの、レンジを突破する動きは期待しづらく、5日線辺りを挟んだ推移といったところか。また、米国ではアマゾンやアップルなどハイテク株の物色が目立っていたが、国内においてはハイテク株の利益確定の動きが目立ってきている。米ハイテク株高の流れから買い直される可能性があるものの、戻りの鈍さが意識されてくるようだと、より利食いの動きが強まる展開を想定しておく必要がありそうだ。
また、先週は海運株への持ち高調整の動きが目立っていた。アフターコロナによる景気敏感株物色についても利益確定の流れに広がりが見られてくるようだと、物色対象を絞りづらくさせそうだ。そのため、個人主体の物色から材料株などに向かいやすく、国土強靭化関連などでの短期的な値幅取り狙いの物色が意識される。その他、需給面でのしこりの少ない直近IPO銘柄などにも短期資金が向かいやすいだろう。
■キッコーマン、21/3(IFRS)営業利益 19.4%増 416億円、22/3予想 0.3%増 418億円
キッコーマン<2801>は2021年3月期決算(IFRS)を発表。営業利益は前期比19.4%増の416.72億円だった。22年3月期は同0.3%増の418.00億円を見込んでおり、コンセンサスの範囲内。2021年3月期から、国際財務報告基準(IFRS)を任意適用しており、4月27日に発表した21年3月期において公表していた22年3月期予想を取り下げている。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(28783.28、+76.24)
・NYダウは上昇(34786.35、+152.82)
・ナスダック総合指数は上昇(14639.33、+116.95)
・シカゴ日経先物は上昇(28775、大阪比+15)
・SOX指数は上昇(3315.83、+20.77)
・VIX指数は低下(15.07、-0.41)
・米長期金利は低下
・海外コロナワクチン接種の進展
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・村田製作所<6981>社長・中島規巨氏、MLCC・電池の生産増強
・三菱ケミHD<4188>MMA最適化、供給網、他社工場データ連係
・フィデアHD<8713>東北銀と来年10月統合、「東北全域」金融グループに
・日野自<7205>基幹部品を効率調達、顧客目線で連携加速
・日ペHD<4612>内装加飾フィルム参入、塗料技術応用
・島津製<7701>中国・天津に新工場、フォークリフト部品増産
・ソディック<6143>中国・福建省に新工場
・THK<6481>中国でIoTサービス、正式運用開始
・ミネベアミツミ<6479>ミックスドシグナル半導体量産、群馬・岐阜に開発拠点
・NEC<6701>5G商戦で攻勢、欧州で基地局ビジネス
・AGC<5201>ノバルティスから米遺伝子薬工場を買収
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・10:30 豪・5月小売売上高改定値(速報値:前月比+0.1%)
・10:45 中・6月財新サービス業PMI(予想:54.9、5月:55.1) <ST>
■株式見通し:海外勢のフロー限られ、個人主体の材料株物色か
■キッコーマン、21/3(IFRS)営業利益 19.4%増 416億円、22/3予想 0.3%増 418億円
■前場の注目材料:丸紅、ソルトン買収、コネクター大型品販売
■海外勢のフロー限られ、個人主体の材料株物色か
5日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。2日の米国市場ではNYダウが152ドル高だった。6月の雇用統計で非農業部門雇用者数が予想以上に増加したことが好感された。過度の賃金インフレの高進も見られず、労働市場の過熱が示されなかったため米連邦準備制度理事会(FRB)が当分緩和策を維持するとの見解がさらに相場を押し上げている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円高の28775円。円相場は1ドル111円00銭台で推移している。
2日の雇用統計の結果を受けた米国市場の上昇の流れを引き継ぐ形から、買いが先行することが見込まれる。ただし、米雇用統計については、予想を上回るもののテーパリング議論は高まりづらいとの見方がコンセンサスだったと見られ、想定内の動きによってポジティブな反応としてはそれ程大きくはないだろう。また、5日の米国市場は独立記念日の振替祝日となることから海外勢の売買は細ると考えられるため、買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすいと見られる。
日経平均は足元で28500円~29000円辺りでのもち合いが続いている。緩やかながらも上値をやや切り下げて推移してきているため、自律反発が期待されるものの、レンジを突破する動きは期待しづらく、5日線辺りを挟んだ推移といったところか。また、米国ではアマゾンやアップルなどハイテク株の物色が目立っていたが、国内においてはハイテク株の利益確定の動きが目立ってきている。米ハイテク株高の流れから買い直される可能性があるものの、戻りの鈍さが意識されてくるようだと、より利食いの動きが強まる展開を想定しておく必要がありそうだ。
また、先週は海運株への持ち高調整の動きが目立っていた。アフターコロナによる景気敏感株物色についても利益確定の流れに広がりが見られてくるようだと、物色対象を絞りづらくさせそうだ。そのため、個人主体の物色から材料株などに向かいやすく、国土強靭化関連などでの短期的な値幅取り狙いの物色が意識される。その他、需給面でのしこりの少ない直近IPO銘柄などにも短期資金が向かいやすいだろう。
■キッコーマン、21/3(IFRS)営業利益 19.4%増 416億円、22/3予想 0.3%増 418億円
キッコーマン<2801>は2021年3月期決算(IFRS)を発表。営業利益は前期比19.4%増の416.72億円だった。22年3月期は同0.3%増の418.00億円を見込んでおり、コンセンサスの範囲内。2021年3月期から、国際財務報告基準(IFRS)を任意適用しており、4月27日に発表した21年3月期において公表していた22年3月期予想を取り下げている。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(28783.28、+76.24)
・NYダウは上昇(34786.35、+152.82)
・ナスダック総合指数は上昇(14639.33、+116.95)
・シカゴ日経先物は上昇(28775、大阪比+15)
・SOX指数は上昇(3315.83、+20.77)
・VIX指数は低下(15.07、-0.41)
・米長期金利は低下
・海外コロナワクチン接種の進展
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・村田製作所<6981>社長・中島規巨氏、MLCC・電池の生産増強
・三菱ケミHD<4188>MMA最適化、供給網、他社工場データ連係
・フィデアHD<8713>東北銀と来年10月統合、「東北全域」金融グループに
・日野自<7205>基幹部品を効率調達、顧客目線で連携加速
・日ペHD<4612>内装加飾フィルム参入、塗料技術応用
・島津製<7701>中国・天津に新工場、フォークリフト部品増産
・ソディック<6143>中国・福建省に新工場
・THK<6481>中国でIoTサービス、正式運用開始
・ミネベアミツミ<6479>ミックスドシグナル半導体量産、群馬・岐阜に開発拠点
・NEC<6701>5G商戦で攻勢、欧州で基地局ビジネス
・AGC<5201>ノバルティスから米遺伝子薬工場を買収
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・10:30 豪・5月小売売上高改定値(速報値:前月比+0.1%)
・10:45 中・6月財新サービス業PMI(予想:54.9、5月:55.1) <ST>
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