壱番屋が反発、三井物産と組んでインドに進出へ◇

　壱番屋<7630.T>が反発し１８年６月２５日以来の５０００円台を回復している。８日の取引終了後、三井物産<8031.T>の海外拠点であるアジア・大洋州三井物産とインドに合弁会社イチバンヤ・インディアを設立したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

　新会社は、インドにおける直営及びフランチャイズでの店舗展開を図るのが目的。資本金は１億８７５０万ルピー（約３億円）で、アジア・大洋州三井物産が６０％、壱番屋が４０％出資して設立した。きょう付の日本経済新聞では「２０２０年をメドに首都のニューデリー近郊に１号店を出し、５年間で１０店の出店を目指す」と報じており、世界最大のカレー消費国であるインドへの出店に対する期待が買いにつながっているようだ。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：minkabuPRESS